本日の一品遊び心のあるカラフルな「まな板」で、未来のキッチンを夢見る

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遊び心のあるカラフルな「まな板」で、未来のキッチンを夢見る

イギリスの人気テーブルウェアメーカー「JosephJoseph」による「インデックスまな板」

おもちゃみたいでかわいい外観

　拙宅のキッチンは、調理スペースが少々狭い。使いたい調理器具や材料が増えてくると準備スペースが足りなくなってくるのだ。そのため、やや手の込んだ調理の際にはてんやわんやになってしまう。おかげで便利そうな器具にはつい目が行ってしまうこの頃。

　もっとも調理スペースに常駐するのは「まな板」だ。これも1つでは不自由することがあるため、以前「カッティングシート」を購入してみた。これはこれで重宝しているのだが、使うにつれて、包丁が当たった瞬間の感触というか、衝撃吸収力が気になりはじめた。もう少し厚手で、交換しやすいまな板が数枚あったら便利かも！

　というわけで、まな板が4枚もセットになった「JosephJoseph ジョセフジョセフインデックスまな板」に手を出してみたのであった。

　このまな板、何がユニークかといえば、4枚セットになっており、1枚ずつ食材別のイラストが刻印された「インデックス」がついているのだ。水色は「魚」、赤は「生肉」、白は「調理された食材」、黄緑は「野菜」用となっており、収納ケースからインデックス部分をつまんで出し入れする。食材ごとに交換できるので、衛生的でもある。

　収納ケースの底はすっぽりと開いているので、洗ったあとに収納すれば、そのまま水切りにもなるという寸法だ。銀色の輝く収納ケースは、横33cm、奥行き7cm、高さ21cmで、ABS製。まな板自身はポリプロピレン製で、耐熱温度は110度となっている。

　カラフルなので、あるだけでキッチンがパッと明るくなる。なんとなく自分がかの有名なシェフ「ジェイミー・オリヴァー」にでもなれそうな気がしてくる。

　しかし、現実の壁は厚い！　ジェイミーの幻想はやはり幻想であった。簡単に交換できるのはよかったのだが、常用しているまな板よりサイズが小さいため、刻んだキュウリを転がしがちな筆者は、さらに周囲にばらまく羽目に!!　気になる包丁が当たった瞬間の手応えも、厚さ8mmの「インデックスまな板」は、厚さ1.5cmの常用まな板にはさすがに及ばないようだ。包丁が当たる瞬間が硬いと、どうも思い切りを欠いてしまいがち。当分は重ねて使い続けることになりそう……。

　これは慣れもあるだろうが、むしろ使う“場所”にも影響されるような気がしてきた。拙宅のキッチンで心許ないのは、ステンレス台のせいかもしれない。これが広々とした丈夫なシステムキッチンの場合はまた違うのだろう。

　収納ケースを常駐させる水はけのよい場所も必要になるため、「JosephJoseph ジョセフジョセフインデックスまな板」のスタイリッシュな魅力がいかんなく発揮されるのは、シングル向けの狭いステンレスキッチンよりは、広い家庭用キッチンをお持ちの方向きという印象だ。

　なんてうらやましい。いつかそのようなキッチンを持てる日が来るのだろうか……。「広くて、明るくて、カウンターのあるキッチンがいいわ～!!」とまな板を洗いながら、あれこれ妄想に励むのであった。


インデックスをつまんで取り出す	なんとなく使って傷だらけにするのがもったいなくなる	これがまな板のインデックス


収納ケースの底は開いている	野菜用のまな板でネギを刻んでみた	傷の入りやすさは、その他のまな板と変わらないようだ


長年愛用しているまな板と比較すると、横幅が短いことが分かった	コンパクトで収納スペースを取らないはずの「インデックスまな板」だが、極めて庶民的な拙宅ではそれも通用しなかったらしい	敷き詰めてしまえば、台全体がまな板に！　意外と汚れ防止にいいかもしれない

商品名発売元購入価格購入場所

JosephJoseph インデックスまな板マキノトレーディング 4190円楽天市場

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■ ＵＲＬ
　 Joseph Joseph
　 http://www.josephjoseph.com/
　 Index Chopping Boards
　 http://www.josephjoseph.com/details.asp?itemid=1543

（すずまり）
2008/10/22 10:52

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