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ビジネス向けの消えるペン「フリクションボール ビズ」
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筆者の使用しているカッパーカラー以外に全部で5色のラインアップがある
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我が家は家族全員フリクション派。愛犬ボビーもフリクションラインがお気に入りだ
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1500円という価格帯は、あらたまったビジネスシーンでも使うことのできる筆記具では中心となる価格帯であり、国内文具メーカー各社がコストパフォーマンスに優れる筆記具を競って提供している主戦場だ。最近では国内メーカーだけでなく、独LAMMY社なども日本のデザイナーを起用した1500円の筆記具「LAMMY note」を投入。ますます目の離せない、ユーザーにとっては楽しみなマーケットだ。
筆記具に限らず、日本のメーカーはどちらかと言えば、デザインよりは技術優先、正面突破型の企業が多いのが特徴だ。そのため、国産メーカーは各社独自の先進テクノロジーやメカニカルなギミックをいち早く取り込んだ面白い商品が多く、常にユーザーを楽しませてくれる。
パイロット社のフリクションボール(ボールペン)やフリクションライン(ラインマーカー)などは、そうした国産商品の代表例と言えるだろう。擦ることによって発生する摩擦熱で摩擦面が一定の温度を超えると、インキが化学反応を起こし色が消える性質を利用した、“こすると消える”ペンだ。
テクノロジーの先進性が多くの人に認められるようになると、活躍シーンが拡大するのは自明のことだ。そして、より多くの人がその製品を使い始めた結果、よりデザインに重点を置いた商品など、バリエーションの増加をユーザーが望むようになってくる。
「フリクションボール ビズ」はそうした意味で、フリクションボールシリーズで最初の付加価値商品だ。筆者の使用しているフリクションボール ビスはカッパーカラーのスリムな製品で、画数の多い細かな漢字を記述するのに最適な0.5mm芯を採用した。アルミニウム系の素材を本体に採用することで、シャープなデザインと軽量化を同時に実現している。
ただし、比較的細かい文字を書く機会の少ない筆者は、0.7mmの中字芯リフィルを使用して、中字ペンとして使っている。また、筆記後のインク色があらかじめ消すことを前提にしているからか、真っ黒けの黒ではなく、やや薄いブラックである点は好みが分かれるだろう。
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インクの特性か、真っ黒けではなく、万年筆で書いたようなブラックが特徴だ。摩擦熱での消去は完璧だ。筆者は筆圧が強いので芯先でえぐった溝だけが残った
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1500円のフリクションボール ビズだが、専用のスリムな革製ケースが似合う。筆者愛用のケースは、「京都丑や」の「ペンケースSp」だ
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
フリクションボール ビズ(LFB-150EF-CO) |
1575円 |
楽天内 えんぎのいいはんこや |
■ URL
パイロット「フリクションボール ビズ」製品情報
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball_biz/
えんぎのいいはんこや(楽天市場内)
http://item.rakuten.co.jp/mita-club/pilot-lfb-150ef/
(ゼロ・ハリ)
2008/07/24 11:01
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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