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リアルと電子世界のハンコを統合! 電子印鑑「電印ネーム+」
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電印ネーム+は、ネーム印+電子印鑑+USBのオールインワン商品
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ペンキャップのような形状に、すべての機能が盛り込まれている
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業務の電子化やワークフローシステムなどと言われる現在も、印鑑は日本のビジネス社会に強く継承されている。出張精算の処理をクライアントPC上で済ませても、最終的にはプリントアウトして、その用紙の上に領収書を貼り付けたり、担当者の申請印の右側に承認印がずら~と並ぶことは、外資系企業の日本法人でもIT系企業でも同じだ。
それほど、印鑑は日本人の「承認」という行為とは切り離せないアイテムとなっている。筆者が非常勤を勤める大学でも、教職員の出欠は、いまだに横長の大きな黒い出席簿に、登校したら本人が印鑑を押すというタイプなのだ。
「電印ネーム+」は、円筒形の物理的な印鑑とUSBメモリが一体になった新しい商品だ。購入後、製品毎に割り振られた12桁のシリアル番号をキーに、専用Webページにアクセスする。そして、あっちの世界(コンピュータワールド)で使う「印影データ」をダウンロードしてUSBメモリ内に保存する。物理的なネーム印は、後日登録した住所に郵送されてくる。
印鑑のベースとなる円筒形のUSBメモリに、郵送されてきたネーム印を取り付ければ自分専用の、あっちの世界でもこっちの世界でも使える「電子印鑑」の出来上がりだ。あらかじめ、USBメモリ内に収納されている設定ソフトを指示通り起動することで、次回からUSBメモリをパソコンのUSBポートに挿入するだけで、タスクトレイ内に電子印鑑アプリケーションが常駐する。
Excelや一太郎のデータに電子印鑑を押す時には、ワークシートやドキュメントを開き、同画面上に表示されている電子印影ウィンドウの印鑑画像を、ワークシートやドキュメントの任意の場所にドラッグ&ドロップする。これだけで、目的の場所に押印されるのだ。押印されたワークシートやドキュメントは、それ以降データの追加や変更ができなくなる。
「電印ネーム+」は大規模企業向きの製品ではないが、SOHO系のビジネスでは、押印による社内における責任の所在の告知や、レビューの未決・既決、既決後の簡単なファイルのプロテクション手段などに有効活用できそうだ。なお、重要なのはテクノロジーそのものではなく、業務の目的や流れを正しく見直すことが先決なのは言うまでもない。
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USBポートに挿入するだけで、印影処理ソフトがタスクトレイに常駐する
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Excelや一太郎などのファイルを開き、任意の場所にドラッグ&ドロップで押印可能。押印以後はファイルの改竄ができなくなるため、簡単なデータ保護も出来る
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
電印ネーム+ (512MB USBメモリ付き電子印鑑) |
5980円 |
ジャストマイショップ |
■ URL
「電印ネーム+」製品情報(ジャストマイショップ)
https://www.justmyshop.com/app/servlet/cb7
(ゼロ・ハリ)
2008/07/17 10:50
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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