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超小型iPod用スピーカーで、イージーイージーリスニング
iPod向けのイヤフォンは数え切れないくらいある。過去、筆者が購入したイヤフォンの総額も、再生装置であるiPodとは比較にならないくらいの価格になっている。
しかし、移動中の車内や職場など音を鳴らせない場合を除けば、できればイヤフォンから離れて、たとえ小型でもスピーカーを使い、両耳にかかる負担を軽減したい――そう考えている音楽ファンは多いだろう。昨今、多くのiPod用外部スピーカーが売り出されている背景には、メインオーディオではなく、自宅や旅行先のサブ・オーディオシステムとしてiPodが活用されている事情がある。
筆者も、今まで多くの国内外の可搬型スピーカーを購入してみたが、よほど長期の海外出張でもない限り、外部スピーカーはその体積や重量が邪魔になり、実際には携帯しないことがほとんど。そういう筆者のような根性と気合いのない音楽ファンでも、国内外を連れて歩ける超小型大音量スピーカーが「Block」だ。
一見して誰もが「LEGO」! と思うかもしれないがそれはどうも誤解のようだ。どこにもその表記はないし、了解を得ている風でもない。また、本物のLEGOやLEGOのライセンス商品と比較してみると、多少異なる商品のようだ。
標準的なiPodに接続出来るDockコネクタを備え、おまけにバッテリー不要のエコノミー設計だ。Block本体の丸い2個の突起のいずれかを長押しすることで、音量の大小を段階的に変化させることが可能だ。驚くのは、その小さな本体から出てくるボリューム感だ。
週1回、必ず国内出張のある筆者は、出張先のホテルの部屋では必ずiPod Touchにこの「Block」を接続してiPodに収録した音楽を聴いている。今も、憂歌団の演奏する「10$の恋」を聴きながらこの原稿を書いている。iPodを部屋のコーナーやデスク上の壁面近くに設置することで、本来は不得意なはずの低域の改善も可能だ。
「Block」はドッキングコネクタの付いたほとんどのiPodに接続できる、超小型スピーカーの超一品だ。
“Active Bass System”と称するテクノロジーで電池なしでも低音を出す「Block」。17gという驚異的な軽さからパワフルなサウンドを絞り出すのは驚異的だ
LEGOとは何の関係もないようだが、LEGOコレクターなら揃えたい一品かもしれない
十字カット部分が左右のスピーカー。iPodDockから遠い側、中央2コの丸い出っ張りがボリュームコントロール
バッテリーが入りそうで必要ない背面のトリッキーなデザインが最高だ!
商品名
購入価格
購入場所
Block
2100円
御徒町「ガラクタ貿易」
(ゼロ・ハリ)
2008/07/09 10:55
ケータイ Watchホームページ
ケータイWatch編集部
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