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「キャンプ・ストーブ・トースター」で毎朝絶品のトーストを!
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書店店頭に置けるほど、コンパクトなサイズのキャンプ・ストーブ・トースター
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トーストのスタンドは普段は折り畳まれており、収納性を考えられている
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筆者はグルメでもなければ、食器に多大な興味を持つタイプでもない。ただ、朝のトーストとベーコンだけは、他人には理解してもらえないだろうこだわりがある。ベーコンは、「ほとんど炭素の塊」というくらいカリカリの状態が筆者にとってベストコンディションなのだ。
一方、四角いトーストは、まず四方の隅々まで完全に焼け跡がついていること。そして、バターでもマーガリンでも良いが、同じく四方の隅々まで手抜きなく塗れていること、が最重要項目なのだ。
さらに、できるなら電気エネルギーに頼らないトースターがベストなのだが、昨今は当然ながらそういうトースターは極めて少ない。ホテルのバフェスタイルの朝食では時々見かける、遠赤外線型の業務用トースターの仕上がりが好みなのだが、これを自宅のキッチンに持ち込むことはかなり難しい。
そんな時、時々ランチに出かける青山「246カフェ」隣のブックストアでキャンプ用のトースターを見つけた。何と値段は税込651円だ。本来はアウトドアでの使用を前提に作られているが、都市ガスのレンジでも使用できるらしい。
中心から放射状に大小の穴の開いた丸い金属皿が、トースターの基本部分だ。金属皿の表面には指先で引き起こす4つのフレームが取り付けられている。引き起こした4つのフレームは相互にもたれ合って食パンを支えるスタンドとなる構造だ。
小さな食パンなら同時に4枚、標準的なサイズの食パンでも向き合って同時に2枚は焼ける。ガスの火でトースターを2~3分事前加熱してから食パンをフレームに載せて中火でしばらく炙ると見事なトーストができあがる。当然、片面しか焼けないので人手で裏返して裏側も同じ要領で焼く。たったこれだけの手間で表面がカリカリで内部がふんわりの理想的トーストができあがる。
タイマー仕掛けの機械任せのトースターではなく、焼けこげないように静かに監視することで、何も考えない「無」の貴重な時間を提供してくれる。日常の中でわずかではあるが癒しの時間を与えてくれて、美味しいトーストも提供してくれる「キャンプ・ストーブ・トースター」は今や手放せないキッチンアイテムの1つだ。
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自宅のガスコンロでもまったく問題なく使用できる。素晴らしい!
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筆者好みの焼き上がり。スタンドの影で焼けていないところに味がある
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
キャンプ・ストーブ・トースター |
651円 |
BOOK246 |
■ URL
BOOK246
http://www.book246.com/
(ゼロ・ハリ)
2008/06/04 11:04
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