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入出力貧乏なMacBook Airに最適なSDカード「SD-Plus」
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通常、USBポートしかないPCにSDメモリカードを読み込ませるには、写真のような「USB SDカードアダプタ」が必要だ
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「SD-Plus」は、さば折りにすることでUSBポートが出現する
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MacBook Airを買って、その入出力ポートのあまりの少なさに工夫を余儀なくされているユーザーは少なくないだろう。筆者も何でもアリのThinkPadからの移行組なので、周辺機器とのデータのやり取りで小さな苦労を強いられている1人だ。
いまやパソコンユーザーならデジカメは「持ってて当たり前」の周辺機器だ。国内向けWindows系PCでは、SDカードリーダーを標準で搭載している機種も多い。ところが、MacBook Airは、ビデオ系以外ではUSBポートをたった1つしか搭載していない。いまさらデジカメとMacBook AirをUSBケーブルで接続してデータ転送するなんて時代錯誤なことは遠慮したいところだ。そんなAirユーザーに頼もしい変身SDカードが発売されている。
5万円を切ったEeePCですらSDカードインターフェースを搭載している現在、USBポートしか持たないモバイルPCがどれほど存在するか知らないが、MacBook Airの登場で、この「SD-Plus」と呼ばれる、折り曲げてUSBメモリー仕様になるSDメモリーカードの需要は大きく伸びるかもしれない。
実は、「SD-Plus」のコンセプトそのものはそれほど新しいものではない。過去、国内で販売されているパソコンの多くがPCカードインターフェイスを搭載していたために需要が低く、発売されても市場にはなかなか定着しなかったために、あまり知られていないというのが現実だ。
筆者は現在、リコーの「GX100」とキヤノン「EOS 40D」の2つのデジカメでこの「SD-Plus」を使用している。GX100には4GBのSD-Plusカードをそのまま、そしてSDカード非対応のEOS 40Dでは、コンパクトフラッシュ―SDアダプタを併用することで、2GBのSD-Plusを使用している。ちなみに、このアダプタ経由である点が問題なのかどうか原因は未確認だが、4GBのSD-Plusカード(SDHC)はEOS 40Dではエラーが出て使用できない。
「SD-Plus」の取り扱いは極めて簡単だ、取り出したSD-Plusカードを両手の指先でパチッとさば折りにし、露出したフラットなUSBインターフェイスをパソコン側のUSBポートに挿入するだけだ。SD-Plusは、普通のSDカードに比較するとかなり割高だが、挿抜の頻繁さからいえば、安いくらいだと考えている。MacBook Airのユーザーにとっては、なくてはならない一品のはずだ。
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完全に2つ折りすると、小さなUSBメモリのような外観になる
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USBポートしかないMacBook Airでもこれならアダプタ不要。携帯時にはとくに重宝する
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商品名 |
販売価格 |
発売元 |
SD-Plus |
4GBで8,000~12,000円程度 |
SanDisk |
■ URL
SanDisk「SD Plus」についてのFAQ
http://www.sandisk.co.jp/Retail/Default.aspx?CatID=1248#11
(ゼロ・ハリ)
2008/04/18 10:40
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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