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ポケットの中や空中でも操作可能な「樹PITERマウス」
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ジュピターマウスはウッドを使用した自然派のための空中マウスだ
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このところIT業界では、自然界に存在するマテリアルを使ったモノが流行する傾向があるようだ。すべてを木で作った外付けキーボード、革張りのノートパソコン、ウッド素材を使ったUSBメモリやマウスなど、挙げていくとキリがない。本日ご紹介する、木を素材にした「樹PITER(ジュピター)マウス」も、そうしたネイチャーフレンドリーな一品だ。
ジュピターマウスがいままでのマウスと異なるのは、マウスを操作するためのワークスペースがマウス周辺に必要ないことだ。開発当初のマウスはX軸用、Y軸用に各1個の歯車が90度の角度で向き合って付いていた。パソコンの普及とともにこの構造も進化し、それら2個の歯車を1個の小さなボールで代用し、斜めの動きも理解できる、先進のアナログマウスとして改善された。
その後、ディスプレイも高解像度化し、マウスにはさらなる高分解能力が望まれるようになった。こうした市場のニーズを受けて、専用の特殊処理を施されたマウスパッドとセットで利用する初期の光学式マウスが登場した。そこから、マウスパッド不要の現在の光学式マウスへと進化を遂げた。しかし、「念力マウス」のようなものが出現しない限り、マウスパッドが不要になっても、マウスという入力デバイスには一定のワークスペースが必要であることに変わりはないだろう。
ジュピターマウスは、傾きを感知する加速度センサーを内蔵しており、他の特殊用途のリモコンや「Gyration」(空中マウス)などと同様、マウス操作のためのワークスペースを必要としない。エアギターと同じように空中で行なうジェスチャーでカーソル操作が可能なのだ。もちろん、ジュピターマウスは空中だけではなく、付属の専用「置台」に置いて使用することも可能だ。
冬の登山や、凍てつくようなスケートリンクの脇でパソコンを操作する必要がある時にも、ポケットからいっさい手を出すことなく、ポケットの中で握りしめたジュピターマウスでカーソル操作をいとも簡単にやってしまえる。
筆者は、PowerPointでスライドの切り替えなどのプレゼン用途でよく使用している。スピードやステップなど、細かな調整はコントロールパネルのマウス設定で調整は可能だ。
野球バットの材料であるアオダモの木で作ったジュピターマウスは、やはりチマチマしたクリエイティブワークよりプレゼンなどのパフォーマンスワークに向いているようだ。
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表面には、上下のスクロールボタンや左右のクリックボタンがある
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操作は手に持って前後左右に傾けてカーソル操作を行なう
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
樹PITER(ジュピター)マウス |
11,428円(会員価格) |
ジャストマイショップ |
■ URL
ジャストマイショップの「樹PITER(ジュピター)マウス」製品情報
https://www.justmyshop.com/app/servlet/item?item_code=9005910
(ゼロ・ハリ)
2008/04/16 10:42
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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