|
|
|
突然の思いつきを自由に書き取る「レオナルド スケッチペン」
|
|
|
|
レオナルド・ダ・ビンチのスケッチを使用した超豪華な紙箱に入っている
|
筆者はデザイナーでもなければ、アーティストでもないが、昔から彼らが持つこだわりのツールには極めて強い興味を持っている。そんな気持ちから、普段からデザインの真似事をしたり、プレゼンテーションのストーリー絵コンテを書いたりする時には、「e+mの芯ホルダー」を使ったり、子供の時からの憧れの鉛筆である「三菱UNI」を使ったりすることが多い。
そんな筆者が、もう長いあいだ憧れ続けていたスケッチペンがある。独モンブラン社の「レオナルド スケッチペン」だ。モンブラン社の万年筆は日本では知らない人がいないくらい有名な筆記具だが、スケッチペンの方は意外に知られていない。全長約12cmで、軸は最も太い箇所で15mm以上はあるズングリムックリ型のメカニカル鉛筆だ。前述のe+mもスケッチペンも、ともに国際標準の超太軸の径5.5mm芯を使用する。
スケッチペンは普通のシャープペンシル同様、親指のプッシュ操作で太い芯をメカニカルに繰り出す機構を搭載している。てっぺんのねじ込み式のプッシュ部分を取り外すと、内側は「芯削り」になっているが、黒い芯の削りカスが気になる人なら、筆記具専門店に売っている5.5mm専用の芯削り器を購入すれば良いだろう。一般のシャープペンシルとは異なり消しゴムは付属しないので別途必要だ。筆者は、三角形のユニークなMILAN社の製品を愛用している。
平均重量約5gの鉛筆に比べて、プレシャスレジンで作られた10倍以上の重さのスケッチペンは独特の感触がある。流行の「ペンまわし」には向いていないが、ポケットに突っ込んだ手のひらで握った暖かい「ニギニギ感」は格別だ。
トップにはモンブラン社のトレードマークであるホワイトスターをいただき、すぐ下に「MONTBLANC MEISTERSTUCK」と記されたゴールドリングがあしらわれており、これらがセレブ感を醸し出している。
付属の専用革ケースにはストラップなどを通すためのループが用意されており、常に身に付けておくことができる。たかがシャープペンシル、とは思えない個性と強い主張を感じる一品だ。
「モンブラン マイスターシュテュック169 レオナルド スケッチペン」は、“書く”こと、“描く”ことにこだわりを持つ人なら、無理をしてでも手に入れたい逸品だろう。
|
|
内部には、本体、日本語を含む数ヶ国語の解説書、専用革ケース、レオナルド・スケッチブック、リフィル(4B)が収納されている
|
筆者はe+mの芯削り、SECCO社のスケッチブック、MILANの消しゴムの組み合わせで使用している
|
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
モンブラン マイスターシュテュック 169 レオナルド スケッチペン |
45,800円 |
ヨドバシ Akiba |
■ URL
「レオナルド スケッチペン」販売ページ(ヨドバシ・ドット・コム)
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_208_217_2098933_12513733/40920199.html
(ゼロ・ハリ)
2008/04/03 10:32
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|