|
|
|
安易なインテグレーションが楽しい「NOTEBOOK & PENCIL」
|
|
|
|
NOTEBOOK & PENCILはスライド式のバインダーに入って販売されている
|
現代はハイブリッド製品と言われるモノやインテグレーション製品というものが溢れており、今やテクノロジー商品や道具などの域を飛び出して、食料品や料理の世界でもこうした呼び名が使われている。
ハイブリッドとは本来「混血」の意味であり、「純血」を示す「Pure Blood」に対する反対語だ。しかし、現在では単に、複数の異なった素材や機能を持つものを広くハイブリッドと呼ぶことも多い。
また、「インテグレーション」という言葉も、システム・インテグレーターなどでIT業界ではお馴染みとなっている。インテグレートとは「統合する」という意味があり、IT業界では、複数のものを統合環境としてまとめあげて管理する、といったニュアンスで使われていることが多い。
「ハイブリッド」と銘打って鳴り物入りで市場に登場した商品は成功や失敗が比較的わかりやすい。それに比べて、インテグレーション製品というモノは、しばらく使い込んだり導入後にある程度の期間が経過した後でないとその可否がわかりにくいものだ。
本日、ご紹介する「NOTEBOOK & PENCIL」は、ハイブリッドというよりはインテグレーション商品の仲間と言っていいだろう。ペンとノート、誰が見ても一緒に使う確率の高い2つのモノをペンホルダーやメモカバーを使うことなく、まさにインテグレーションに成功している。もっとも、実現方法はそれほど目新しいものではなく、海外の推理小説やテレビドラマなどで登場する、分厚い日記帳やハードカバーの書籍をくり抜いて、拳銃や秘密の鍵を隠すのとアイディアによる。
キャッチコピーも、「ONE HUNDRED PAGES AND ONE PENCIL」となかなかシャレが効いている。幅広のブックバンドがノートをしっかりと押さえているので、内部の鉛筆が落ちる心配はなさそうだ。そこそこ分厚い100ページの用紙は、5mmサイズの方眼用紙で使いやすい。できれば小さな「鉛筆削り」もインテグレーションできていればパーフェクトだっただろう。
|
|
黒・白・赤のシンプルなカラーリング。同系色のブックバンドで閉じられている
|
実際に使ってみて時間が経過しないと効果はわからないが、最初のウケは期待できる
|
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
NOTEBOOK & PENCIL |
1,575円 |
銀座松坂屋別館「monoショップ」 |
(ゼロ・ハリ)
2008/03/27 10:42
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|