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実はかなりのマニア向け小型ノートPC、Eee PC
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Eee PC。この適度な小ささがたまらない
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ボディもキーボードもしっかりとしている
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199ドルのノートパソコンとして話題になったASUSのEeePC。実際に国内で売られるのは49,800円とだいぶ高くなってしまったが、ハードディスクを使わない4GBのシリコンディスクへの興味に加え、安さと評判につられてつい買ってしまった。
届いてみると、評判どおりしっかりとした造りのボディが気に入った。がSSD(フラッシュメモリドライブ)の容量は少なく、噂どおりWindows UpdateするとSSDの空き容量はほとんどなくなってしまった。そこで、ネットで情報を集めてチューニングして空き容量を作り、容量を気にしながらさらにアプリを入れていく。
容量ギリギリながら、節約しながらインストールしていくのはなぜか楽しい。昔の空き容量がない時代のパソコンを思い出すのだ。そのころも容量を節約したり、速度を上げるためにドライバソフトのパラメータを変えたりしていた。
そんな試行錯誤の末、ひととおりのアプリとメールソフトと、過去のメールの相当な量を保存して空き容量は600MBほどに落ち着いた。SDカードスロットのメモリカードに入れてしまってもよいのだがそうしなかったのは、すぐに本体から外れてしまうカードに重要なデータを保存するのは、紛失の危険もあってあまりやりたくないからだ。
購入して数日、早くもEeePCとの生活になじんでいる。おかげでこの原稿もEeePCで書いている。小ささと早さを備え、その上、ディスク容量ギリギリで楽しんでいるという感覚がたまらないからだ。
ところで、EeePCのキーボードを見ていて気づいたことがある。なんと、手持ちのエレコムの小さいキーボードと同じパーツを使っていることだ。ネットで検索すると、もうすでに気づいている人もいるようで話題になっていた。キーボードが壊れても、予備パーツ(?)を持っていることに気づいて、少し安心した。ついでに白いキーボードに換装するのも面白いかもしれない。
今後は内部にある隙間にUSBメモリを仕込むなどの改造にも挑戦してみたい。EeePCはハードもソフトも楽しめ、しかも実用度も高いという近年にないパソコンだ。
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キーボードをよく見ると……手持ちの小型キーボードと同じだった
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ブラックボディのACアダプターは黒! 本体カラーでアダプターの色が違うパソコンは初めてみた
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カードスロットがないので、通信はUSBを使うのがちょっと面倒なところだ
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裏側のスロットのフタ。この中には広大な空きスペースがあり、USBメモリやBluetoothアダプターを仕込むのが流行だ。この撮影の後、すでに改造に取り掛かったという話も……
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製品名 |
製造元 |
購入価格 |
購入場所 |
Eee PC 4G-X |
ASUS |
49,800円 |
ソフマップ |
■ URL
Eee PC
http://eeepc.asus.com/jp/
(江須田)
2008/03/19 10:57
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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