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用途に特化して進化する、大人向け消しゴム。 「MONO zero」と「速消し2」
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左から、「MONO zero(丸形)」、「MONO zero(角形)」、「速消し2」
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シャープペンシルのような外観で、消しゴム部分を芯として繰り出す方式の消しゴムを初めて購入したのは、もう何十年も前だろうか。リリース当初は爆発的ヒットというわけにはいかなかったのだが、確実にニーズがあるようで、現在もそのスタイルの消しゴムは改良されながら継続生産され、日本の文具市場にも定着している。
消しゴム製品は、ペンなどに比べると性能面ではさほどバリエーションは多くない。だが、28カ所の角をもち細かい消し作業に便利なコクヨの「カドケシ」が2003年に発売されたあたりから、紙との接地面積による消し性能の違いに着目した形状デザインの消しゴムが増えてきたようだ。
本日ご紹介するのも、そうした消したいものに合わせてデザイン形状を工夫した消しゴム2種類だ。1つは、製図の下書きの小さな文字1つ、あるいは1本の線だけでもピンポイントで見事に消せる、細かな作業に適した商品だ。この“ピンポイント消し”機能を実現したのは、トンボ鉛筆社のホルダー消しゴム「MONO zero」だ。
「MONO zero」は冒頭で触れた、シャープペンシル形状の消しゴムの流れを汲む製品だが、消しゴムの径は2.3mmと、消しゴムとは思えない精密極細形状を採用している。芯の形状は2.3mmの丸形のほか、2.5mm×5mmの角形もあり、エッジをきかせたい消し作業には角形が適しているだろう。
一方、広い面積でも一気に確実に消せる消しゴムが、クツワ株式会社の「速消し(はやけし)2」だ。「速消し2」は、カミソリの二枚刃の構造を参考にした製品と聞くが、2つの角が接地するように消し作業を行なうことで、一度こするだけで二度消しができる仕組みだ。消し幅が12mmと広めなので、広い面積を一気に消す作業に向く。
「速消し2」には、「速消し3」という姉妹製品があるが、こちらは二枚刃を三枚刃にしたものと考えていただければOKだ。「速消し3」は消し幅が9mmと「速消し2」よりは狭いため、ノートの罫に合わせて書いた一行を手早く、なおかつ確実に消す作業などに向いている。
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小さな文字を書くことが多い人には「MONO zero(丸形)」の効果は絶大だ!
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消しゴム版「2枚刃」「3枚刃」の消しパワーは抜群。一気に大物を消し去りたい人には「速消し2」を、一行を消したい人には「速消し3」がオススメ
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商品名 |
購入価格 |
MONO zero(トンボ鉛筆) 速消し2(クツワ) |
367円 158円 |
■ URL
「MONO zero」商品情報(トンボ鉛筆)
http://www.tombow.com/products/main_products/monozero2.shtml
「速消し2」「速消し3」商品情報(クツワ、ページ下方)
http://www.kutsuwa.co.jp/shin_shoukai/stad_2008/new_wadai/new_wadai.html
(ゼロ・ハリ)
2008/03/21 11:24
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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