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アンプ内蔵・充電式「ウッド製ミニミニスピーカー」
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携帯電話にぶら下げて常時持ち歩けるくらい軽い「I dear Wood Speaker」
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専用USBアダプタでパソコンなどから充電する。約2時間でフル充電だ
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携帯オーディオプレーヤー全盛の現代だが、このカテゴリーの製品は一人で音楽を楽しむための道具だ。ソニーの初代Walkmanには、2人で同じ音楽を聴けるように2つのヘッドフォン端子が装備されていた。音楽をいちいちオンオフせずに会話もできるよう、ホットライン・スイッチと呼ばれるボタンを押すことで会話ができる仕組みまでもが組み込まれていた。
考え方によっては、現在のオーディオプレーヤーよりはるかにセンスの良い機能が組み込まれていたように感じるところもある。
現代のプレーヤーがこうした遊びのない「おひとりさま仕様」なのは、聞きたい音楽は夫婦でも恋人でも別、という個重視のマーケティング時代という面もあろうし、価格競争が激しいジャンルの製品なので、ニーズの低い機能は省いてコストを下げるという面も大きいだろう。
もっとも、1つの音楽ソースを複数の人で聴きたい場合というのは、ヘッドフォンをそれぞれ装着して音楽を聴くより、スピーカーで聴きたいと思うことの方が実際には多いだろう。また、出張先のホテルの部屋や、深夜残業で居残りは自分1人という場合なども、ケーブル付きで圧迫感のあるヘッドフォンを装着するより、スピーカーで聴きたいところだ。
そんなシチュエーションで効果を発揮する、乾電池や充電池で動作するパワーアンプを内蔵した携帯型アクティブ型スピーカーもいくつか発売されている。しかし、単4乾電池などで駆動する場合はある程度以上の大きさになることは避けられず、あらかじめわかっている出張などの時に準備して持って行くという体勢になることが殆どだ。
「I dear Wood Speaker」は、そんなことは全く気にすることなく、常に携帯オーディオプレーヤーにぶら下げておくことが可能な超小型パワーアンプ内蔵のキーホルダー型のスピーカーだ。本体内蔵のリチウムポリマー充電池には専用USBケーブルでパソコンなどから2時間でフル充電できる。プレーヤーのヘッドフォン端子に接続して、約5時間の音楽再生が可能だ。
「I dear Wood Speaker」の最も効果的な使い方は、ビデオ再生の時の専用スピーカーとして活用した場合だろう。iPod Touchをオプションのスタンドなどを利用して立てかけ、音声は「I dear Wood Speaker」で再生する。煩わしいヘッドフォンのケーブルから解放されて、映像を複数の人が同時に楽しむことができる。
ちなみに、想定外の遊び方であり、もちろん保証外の使い方となるのだが、音楽再生時に携帯オーディオプレーヤーを持ってクルクルとスピーカーを振り回せば、ドップラー効果でなかなかぶっ飛んだ独特のサウンドワールドを体験できる。ただしこの場合は、ケーブルが断線してもだれも保証はしてくれないので、あくまでご自身の責任でお試しいただきたい。
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携帯オーディプレーヤーなどのデジタルミュージックをヘッドフォンなしで楽しめる
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ビデオ再生では特に効果を体感できる。出張先のホテルの部屋でも楽しめる
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
I dear Wood Speaker |
5,250円 |
大阪あべのHoop内「BEAMS」 |
■ URL
販売元「NET-VOYAGE Co.LTD」の直販ショップ
http://www.nvshop.jp/shopdetail/004000000002/
(ゼロ・ハリ)
2008/03/18 11:05
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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