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和みを光で演出する、ヴェッセル社の充電式ランプ「ルアウ」
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我が家では、ルアウはリビングルームのあちこちで活躍している。昨日はあそこ、今日はここ、明日はあっち。ホームノマドな室内照明だ
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「ルアウ」とは、ハワイ式の宴会を意味する言葉だ。学生の頃、何カ月かハワイの大学に居た筆者は、何度かこのルアウに参加したことがある。豚肉をバナナの葉と一緒に地中で蒸した「イム」と呼ぶ料理と、タロイモをすり潰した「ポイ」と呼ばれるモノを一緒に食べることが多かったように思う。ポイはその成分を聞くまでは、冷えた泥のように感じてしまう不思議な食感の食べ物だ。
観光客相手の大宴会形式のルアウは、前方に大きなステージを設営し、どちらかと言えばタヒチアンに近い情熱的なアップテンポの男性のダンスで始まり、お開き近くには気だるくスローなお馴染みのハワイアン音楽で幕を閉じるのが一般的だ。火と音楽が主役のショウなので、ショウタイムのテーブル上の照明は明る過ぎず、強い自己主張をしないほのかな光が必要だ。
ヴェッセル(vessel)社の充電式ランプ「ルアウ」は、ショウが終わって各テーブルに静寂が再び戻った時のような、軟らかく暖かいムーディさが特徴だ。きっと本当は「アフタールアウ」というネーミングが正しいと筆者は勝手に思っている。長年、テクノロジーに毒されている筆者だが、その反動か、究極のデジタルテクノロジーの目指すゴールは、人にナチュラルなアナログ世界だと確信している。
筆者が、「ルアウ」を見て一番感心したことは、現代テクノロジーの代表の1つである発光ダイオード(LED)を使用して、自然界にあるやわらかく暖かい、アナログ的な光をほぼ完璧に再現しているところだった。「ルアウ」は50Wの白熱電球相当の明るさを36個の白色LEDを組み合わせ実現している。現代の最新テクノロジーを上手く利用すれば、電球並みの明るさと色調を実現しても、電池消費量を極小化し、同時に発熱を最小限に抑えられるのだ。
丈夫なポリカーボネイト製のティアドロップ型のルアウは、上部に持ち運び用のハンドルが取り付けられている。ルアウ本体を専用充電台から持ち上げることで適度な照度で自動点灯し、充電台に戻すことで自動消灯する。落ち上げる前に充電台に載せたままで上部のハンドルを回転させるか、設置先で同じ動作を行なうことで、ルアウ本体底面の回転台が回ることでお好みの明るさに調整が可能だ。
ルアウ本体を回転させて、最も明るい照度100%になった後も、逆に最も暗い照度が0%になった消灯後も、照度に変化はないが、幾らでも同方向に回転することができる。これは一般的には大きな意味を持たないが、照度を最高にした後、ハンドルの向きにもインテリア的にこだわる人にとっては意味のある仕様であり、ユーザーインターフェイス的にも面白い。
フル充電で6~10時間の点灯が可能なルアウは、夜間の室内をはじめ、屋上やテラス、時には足を伸ばしてご近所散策など、照明やコンセントの用意されていない場所も含め、その活躍範囲は極めて広い。春先になれば、ルアウとHSDPAモデムやWiFi無線サポートのパソコンをテラスに持ち出して、完璧なALLワイヤレス環境でネットサーフィンを楽しみながらのパーティも可能だろう。「すこし和テイストな外観」はこれからのお花見の季節にもぴったりだ。
人に優しくソフトな外観と安全なマテリアル、そして熱を持たないテクノロジーを採用した「ルアウ」。小さな子供やペットのいる家庭でも安心して使える、センスの光る一品だ。
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床からの高さは約40cm、外観は大きな電球のようだ。白色LEDとは思えない暖かい光に、たいていの人は驚く
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充電スタンドは3層のリングを経由して本体に充電する。グリーンのLEDは充電状態によって変化する
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本体底の回転ダイヤル。回転距離に寄ってルアウの照度が変化する。中央に見える3つの接点が充電スタンドの3層のリングと接触してリチウムイオン電池に充電する
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
ルアウ(充電式ポータブルランプ) |
29,925円 |
アークトレーディング |
■ URL
「ルアウ」商品情報(アークトレーディング)
http://arktrading.jp/luau/luau.htm
(ゼロ・ハリ)
2008/03/07 10:40
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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