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1ダースのペンを傷つけずにまとめてホールド「Z型スタンド」
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鉄板に穴を開けて折り曲げただけのシンプルな構造の「Z型スタンド」
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筆者に限らず、日常使いのプチ高級ボールペンや万年筆をコレクションしている人は多いだろう。しかし、困るのはその保管の方法だ。ふだん使っているペンを、デスク上で機能的に保管できるトレーやペンスタンドにはなかなかお目にかかれない。
そこそこ値段を出せば、革製のペントレーなども見つかるが、なかなかセンスの良いモノは見あたらない。筆者は現在、デルフォニクスともうひとつ、やはりデザイナーズブランドのペントレイを合わせて使っているが、知らないうちにペンを重ねて置いてしまい、目的のペンが取り出しにくくなったり、ペン同士がぶつかって傷ついたりすることが日常茶飯事だ。
ペントレーやペンスタンドの理想の姿を考えてみると、(1)どんなペンがあるのか一目で理解できること、(2)ペンとペンが干渉しあって傷ついたりしないこと、(3)目的のペンを取り出しやすいこと、(4)そこそこデザインセンスが良いこと、(5)納得できる価格などの条件をクリアできる商品ということになるだろう。人によって優先度は異なっても、求める要素はほぼ同じだと思う。
本日ご紹介する「Z型スタンド」は、(4)は主観による差が大きいので除外するとして、(1)~(3)および(5)はおおよそクリアしている商品だ。24個の丸い穴を開けた長方形の鉄板を側面から見て「Z」の形に折り曲げただけのシンプルなペンスタンドだ。実際のペンは12本収納できる。
収納するペンは2つの丸い穴を通過することで、少しの遊びを保ちつつ固定される。よほどの細いペンでもない限り、すぐ隣のペンに寄りかかって接触したりすることはないだろう。実際に使用してみるとわかるが、ペン軸の直径が12~13mmのペン(LAMY社のSAFARIなど)に最適だ。Z型スタンドを細長いアクリル板の上に5個くらい固定して、60本くらいのペンスタンドを作って並べてみたい。
なお、Z型スタンドは多くの素晴らしい要素を持ったペンスタンドだが、気になる点も少々ある。机の上で滑らせて移動させたり、位置を変えるために本体を少し押したりした時に、机表面との摩擦で発生する安っぽい金属音がする。これは、底面に薄いゴムパッドやセーム革を貼ることで解決するだろう。また、手前を低くするなどの傾斜はつけていないので、机の奥の方に設置すると最後列のペンが見えにくい。ユーザー側で丈の短いペンを前に、長いペンを後列に収納する配慮が必要かもしれない。
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隣のペンとの干渉もなく取り出しやすい。最後列のペンが見えにくいのはユーザー側の工夫が必要かもしれない
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この程度の細さ・太さのペンなら12本が収納できる
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
Z型スタンド |
1,680円 |
分度器ドットコム |
■ URL
分度器ドットコムの「Z型スタンド」販売ページ
http://bundoki.com/?pid=5729586
(ゼロ・ハリ)
2008/02/26 10:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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