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お仏蘭西製のロディア11号から「下町のツバメ号」へ!
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11号(ほぼA7サイズ)のロージャと同サイズ。ついにツバメ中性フールス紙のメモの登場だ
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筆者が初めてロージャ(ロディア)のメモ用紙をこのコラムでご紹介したのは、2000年の8月だった。ロディアのメモを初めて神戸の文具屋さんで買った時からだと、すでに十数年の歳月が流れた計算になる。その間、ロディアのラインアップは増加し、国内外のメーカーが発売した類似のメモ商品は100種類を越えただろう。
筆者にとってロディアの良いところは、「思考を邪魔しない目障りでない5mm方眼」、「簡単に切り取れるマイクロカット」、「同じ基準でサイズのバリエーションのあること」、「インパクトのあるオレンジ色の表紙」、「表紙を折り返して使うことを前提にした表紙の山折り線」、「立ったままでもメモを取れる堅い裏表紙」等々であり、その感想は、初めて買った時から現在まで変わっていない。
多くのユーザーに支持されているロージャのメモサイズの代表に11号(7.4cmx10.5cm:ジャストA7サイズ)サイズがある。筆者もいつもポケットに忍ばせている、常時携帯用ベストサイズだ。
そのロージャ11号とほぼ同サイズ(実測6.9×10.5cm/A7改)の縦型メモ「ツバメノートメモ」が文具専門通販サイト、分度器ドットコムのオリジナル商品として販売開始された。ツバメノートは大きなロットであればオーダメイドも可能なので、分度器ドットコムで発注した商品だろうと思われる。
ロージャ以上に分厚い裏表紙を採用し、表紙は伝統的なツバメノートのブランドデザイン、綴じ代を保護する黒の背張りにお約束の金色の「朝日に飛ぶツバメ」の箔押しがされている。
使用している用紙は、ツバメノート社の伝統的なツバメ中性フールス紙の無地だ。残念だが、ロージャのように切り離すためのマイクロカット加工はしていない。ただし、切り離しを考慮して、一般的なツバメノートの糸綴じ方式ではなく、無線綴じを採用している。切り離したツバメノートの単頁は、幅はロージャより約5mm狭く、長さは15mm長い。切り離すときの感触は、堅過ぎず柔らか過ぎず、不安のない抜群のバランス感覚だ。
普段使いの万年筆である「パーカー51」、「LAMY SAFARI」、「LAMY スデュディオ」の3本(いずれもペン先サイズはM)でツバメノートメモに試し書きをしてみたが、小さなノートでも、書き味はまぎれもなくツバメノートのそれだ。
筆者がロージャ用に購入した何種類かの革カバーは、いずれもツバメノートメモにもフィットした。ロージャ11号の自宅在庫がまだ数冊あるが、これは早々にツバメノートメモに乗り換える予感がする。
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ロージャ用に購入したケースにもフィットした。鉛筆での書き味もグッド
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お仏蘭西製のロージャ11号か、東京都台東区・下町メイドの「ツバメ号A7改」か!? しばらく両方を使ってみよう
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
分度器ドットコムオリジナル ツバメノートメモ |
254円 |
分度器ドットコム |
■ URL
「分度器ドットコムオリジナル ツバメノート」販売ページ
http://bundoki.com/?pid=5617901
(ゼロ・ハリ)
2008/02/20 10:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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