本日の一品まな板を効率的に使うなら「カッティングシート」を乗せてみよう

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まな板を効率的に使うなら「カッティングシート」を乗せてみよう

100円ショップで購入した「カッティングシート」。2枚買っても3枚買っても懐にやさしい

　限られたスペースで調理する際、温かいもの、冷たいものをどのタイミングで仕上げるか、何をどのような順番で準備したらよいかなど、と大まかな段取りを頭の中で整理する必要がある。しかし所詮はいい加減な人間の考えること。いつしか描いていた段取りはあってないような状態になるのであった。

　野菜、肉類の順で材料を切り終えたつもりが、「薬味のネギを切り忘れた！」などの失敗はありがち。まな板の上の肉の匂いや脂、カスを除去するために、いちいちまな板を洗いなおすのは面倒。そんなとき、今回ご紹介する「カッティングシート」の出番である。

　サイズが348×230mmのカッティングシートは、まな板の上にのせて使えば、まな板を汚すことなく調理できるという製品。もちろんカッティングシート自体は汚れるのだが、匂いや汚れが気になる場合は、シートごと取り替えればよいのだ。まな板を洗ったり拭いたりという手間から開放されるため、作業がスムーズに進められるというわけである。

　ポリプロピレン製で、耐熱温度は－20度～100度と幅広いため、冷たいものから熱いものまで乗せることができる。しかも厚さが0.8mmと薄く、よく曲がる。カットした材料を鍋やフライパンに移す際、カッティングシートごと持ち上げて流し込めば散らかる心配もないという優れもの。スケール付きなので、「5cm幅に切り揃える」という場合も参考にもなる。洗えば再利用できる点もうれしいところだ。

　1枚あるだけでかなり重宝するが、肉用、魚用と2枚あったら、相当助かるのではないだろうか。お子さんの工作など、台所以外でもテーブルの汚れが気になる遊びにも活用できそうだ。アウトドア用品としても役立ちそうである。

　まな板の上に乗せるだけ……よくよく考えると、実に単純な製品である。しかしこのような製品を「かゆいところに手が届く」というのではないかと感じた次第。


柔軟に曲がる。手触りは柔らかめの下敷きといった感じ	まな板の上に乗せて利用する


家庭用のまな板がすっぽり隠れる程度の大きさ	スケール付きなので、材料のサイズも測れる


カットしていくうちに傷がついてしまうのはやむをえないだろう	カッティングシートを役立てている例。肉を切った後でも、シートごと移動すれば、すぐ野菜を扱える

商品名発売元購入価格購入場所

ブラック　カッティングシートサナダ精工 105円 meets

■ ＵＲＬ
　サナダ精工
　 http://www.sanadaseiko.co.jp/

（すずまり）
2008/01/28 11:00

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