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ボタン1つで勝手にこんがり! オーブン&トースター「NB-G120」

悩み抜いた末に選んだナショナルの「オーブン&トースター NB-G120」

背面の様子。まるでミニ電子レンジといった風情だ
 それは偶然だった。「うちのトースターレンジってかなり古いよな。何年製だっけ?」と型番で検索してみたところ、「ナショナル電子レンジ・冷凍冷蔵庫・電気衣類乾燥機をご愛用の皆様へ お詫びとお願い」という情報に行き当たったのだ。情報が掲載されて約1カ月後のことである。

 あわてて連絡したところ、「修理する」「1万円で買い取ってもらい、自分で別のレンジを買う」「メーカー側が選んだ代替品と交換する」の3案が提示された。検索した理由は買い替えを視野に入れてのことだったため、1万円で買い取ってもらい、予算と機能のハザマで散々悩んだ末、新しい電子レンジとしてサンヨーのEMO-FS200-N(シャンパンゴールド)を購入した。

 ターンテーブルがなく、フルフラットで広い庫内だから、大きなお弁当もひっかからない。電子レンジ調理器もすっぽり入って楽々だ。カセット式の給水タンクを持ち、スチームを使った多彩な調理が可能など高機能なのはいい。しかし、ここで問題発生。トーストやフライの温めといった、シングルライフに欠かせないごくシンプルな機能が極めて弱くなくなってしまったのだ。大きくなるほどチャチャっと焼けそうなイメージがあったのだが、大型になるほどトースト不能になるというのである。オーブンレンジの中にはトースト1枚焼くのに、余熱が10分以上必要になるものもあるとか。

 レンジ選びの際、ショップの店員は「お客様はみなさんオーブントースターは別にお買い求めになりますね」という。それまでのトースターレンジは、その名のとおりトーストも温めもできたターンテーブル式の“コンパクトタイプ”だったため、この事実は衝撃であった。結局欲しい製品にトースト機能がなかったため、トースターは分けるということで新しい製品を購入したわけだが、新たにトースター選びという難題(?)が降りかかった。


底面にはスライド式の「パンくずトレイ」を装備 操作部の様子。ダイヤル操作のオーブントースターとはまるでイメージが違う 上部のラベルには、自動メニュー以外で可能な調理時間などがアドバイスされている

 トースター選びの道は決して平坦ではなかった。比較しないと気がすまない性格ゆえ、カタログと価格比較サイトとにらめっこすること半年。なにせ下は2,000円以内で購入できるものもある世界だ。安さ最優先で賭けに出るか、それとも口コミを信じて1万円札を差し出すかというせめぎ合いに悩み続けた。「もう半年もトースト食べてない! このままでは正月に餅も焼けない!」そんな焦りから、年の瀬にようやく商品の購入を決意。それが某価格比較サイトで口コミNo.1を獲得していた、ナショナルの「オーブン&トースター NB-G120 シルバー」である。

 外寸は幅33.1×奥行き30.5×高さ26.3cmで、庫内は幅26.0×奥行き25.0×高さ10.5cm。見た目ほど広くはないが、パンなら2枚置けるスペースがある。付属品は小型のピザなら焼ける受け皿(幅23.5×奥行き23.5×高さ1.8cm)と、もち焼き網。このほか、底面にスライド式の「パンくずトレイ」がついている。

 自動メニューとして「トースト」「冷凍トースト」「パン温め」「焼きいも」「冷凍ピザ」「フライ温め」「パックもち」用のボタンが用意されている。やりたいことが全部ボタンで用意されているのもポイントが高い。自動メニュー以外にも、「手づくりパン」なるボタンもついており、パンも焼けるという。また、温度と調理時間(0.5分単位)、焼き色を設定できるので、ケーキやクッキー、ホイル焼きなどが可能だ。

 これは買って大正解と思える1台だった。「ジジジジー……チーン!」という従来のオーブントースターは“慣れ”と“勘”が重要で、最初のうちは様子を見ながらの調整が必要だったが、 「NB-G120」は電源ボタンを押したら、メニューボタンを押すだけ。トースト2枚が2.5分。パックもち4個が5分。満足な焼き上がりを見せてくれる。受け皿ともち焼き網を使ったフライの温めも、サクサクの仕上がりだ。「いつの間にか、オーブントースターはこうなっちゃったのね」とその性能には関心するばかりである。

 手放したトースターレンジがナショナルで、選んだトースターが再びナショナルというのは何かの縁かもしれない。あとは再び「お詫びとお願い」がないことを願うばかりだ。


庫内の様子。外観ほど広くはない レーズンパンを二枚トースト中。焼き時間は2.5分 焼き上がりの様子。個人的には好ましい仕上がりとなっている

フライの温めには、受け皿ともち焼き網を使う。余分な油が落ちてGOODだ 新年には欠かせない餅は、奥のほうがやや焼けやすい傾向か? 今回の焼き色は「ふつう」だが、もう1段上げると焦げ目が強くなる。このあたりはお好みで

商品名 発売元・製造元 購入価格 購入場所
NB-G120 シルバー 松下電器産業 11,300円 楽天市場

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URL
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=NB-G120


(すずまり)
2008/01/22 10:55

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