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付箋紙代わりにイチ押し! 「P-hook」と「DARUMA CLIP」
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P-hookとDARUMA CLIPは圧縮紙でできたカラフルな21世紀の付箋だ
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書籍や資料集などを読んでいて、後で参照したい箇所や引用したい箇所をマーキングするために付箋紙を活用するのは、勉強やオフィスワークの常識だ。幅広く使われるようになった結果、色やサイズ、形、糊の強さなど、多くのバリエーションが登場している。
21世紀は、過去に発明や発案されたモノが大きく花開く世紀でもある。花開かせる最大の貢献者は「デザイン」だ。毎日のように使う日用品や必需品の場合、当初は実用性だけにフォーカスした成長を遂げる。それが健全な商品の発展ルートであることは間違いないのだが、それだけでは楽しくない……という贅沢な時代が21世紀なのだ。実用度に「楽しさ」を加味することが昨今のステーショナリー市場の潮流だ。
本日ご紹介する「P-hook」と「DARUMA CLIP」は、いずれも従来の付箋紙やブックマークの機能を継承する、実用的なデザイナーズ文具だ。21世紀のデザインが持ち合わせるべき省エネルギー志向や自然保護姿勢も上手く取り込んでいる。
一見してプラスチックのように見える両者だが、素材は強い圧力で圧縮し強度を上げた紙だ。「P-hook」は、その名の通りアルファベットの「P」をイメージさせる背表紙側にループが飛び出す形のブックマークであり、フック付きの付箋紙だ。一方、達磨にインスパイアされた「DARUMA CLIP」は、本の頁そのモノに取り付ける再利用可能な付箋クリップという位置付けだ。いずれも、青・赤・黄・緑の4色があり、12個パックで販売されている。
残念ながら昨今のデザインを見ていると、デザインのためのデザインになっているモノが少なくない。実用品のデザインは、そのモノに与えられた機能をより良く実現して初めてデザインだと言える。その観点から言えば、「P-hook」は背表紙のある比較的分厚い書籍や資料集には最適だ。さらに、本棚にタイトに収まった目的の書籍を指先で引っかけて抜き出すことも超簡単になる。一方、外観が楽しい「DARUMA CLIP」の栞を越える効能は、これから見つけようと思う。
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最終目的は似ているが、両プロダクトはそれぞれ持ち場が異なるようだ
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P-hookで付箋した書籍なら、タイトな本棚からも指先で引っかけて取り出せる。紙なのに強度は抜群、爪を伸ばした女性なら爪を痛めることがきっと減りそうだ
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
P-hook(12個パック) DARUMA CLIP(12個パック) |
350円 380円 |
大阪なんばCITY B2F「maneggio」 |
■ URL
大阪なんばCITY B2F「maneggio」
http://maneggio.jp/
パイロニア(P-hookとDARUMA CLIPの販売元)
http://www.pyloneer.com
(ゼロ・ハリ)
2007/12/11 11:12
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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