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電源入れてすぐ使えるLED光源のスキャナー「CanoScan 8800F」
CanoScan 8800F
最近、フィルムカメラが自分も周りもブーム。とはいっても一部をデジタルで処理すれば、コストを抑え、かつ手軽に扱えるものになるため、フィルムのスキャンもできるスキャナーへの買い替えを思い立った。
きっかけがフィルムだけに、選定条件は、6×6版などブローニーフィルムの取り込みができること。最近はHOLGAなど趣味の中型カメラもあるからだ。ブローニーフィルム対応はもちろん、ブローニーの複数コマの同時取込に対応する中で、最も安価な機種がCanoScan 8800Fだった。
条件内でいちばん安いとはいっても、キヤノンの現行一般用スキャナーでは最高級。光源がLEDになっており、電源を入れればすぐに使える。従来のように、ランプが暖まって色が安定するまで待つということがない。またLEDの光源だけに、経年変化による色の狂いも少ないと思われる。今回は特に重視するつもりがなかったスキャナーの光源だったが、白色LEDであることが便利なことに気づいた。
早速、フィルムのスキャンをしてみると思いのほかきれいだった。フラットヘッドスキャナーでのフィルム取り込みというと、マウントでフィルムが浮いているためかピントが甘いような状況で、解像度がいまいちという機種もある。その点CanoScan 8800Fは、いまのところ解像感あふれる画像を提供してくれており、ネガからポジへの変換もフィルムの味を残しながら、変換してくれる。
従来であれば、ランプが暖まって色が安定するのを待ってからスキャン開始となった。その上、ランプの寿命は長くなく、劣化すれば色調が狂ってくる。つけっぱなしはランプの寿命を縮め、かといって使うたびに電源を入れれば、そのたびに待ち時間が必要というジレンマのカタマリだったのだ。
最初はフィルムスキャンが目的だったCanoScan 8800Fだが、スキャナーとしての性能と使い勝手の良さを実感した。これなら、いつでも気楽にスキャンができそうで、しばらくは便利なスキャナーとして活躍してくれそうだ。
光源はLEDによるものなので、劣化は少ないはず
フタのほうに透過原稿用のランプを内蔵する
フィルムのホルダは3種類付属。他社のように本体内に収納するギミックはない
ピアノブラックなツヤツヤのボディは、しばらくすると静電気でホコリを吸い付けまくりになりそうだ
フィルムスキャンは、ブローニーでサイズがまちまちでも自動的にコマ割してくれる。ちなみにこれは6×4.5サイズのネガをスキャンした様子
6×4.5版で撮った街の様子。ネガカラーからだが、フィルムらしい色で取り込めた。解像感も非常に高い
製品名
発売元
購入価格
購入場所
CanoScan 8800F
キヤノン
20,979円
九十九電機
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URL
製品情報
http://www.canon-sales.co.jp/canoscan/lineup/8800f/
(江須田)
2007/12/03 10:54
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