どこが一番気に入ったか。それは、右手の親指だけでホールド解除(電源ON)と録音ボタンの押下が可能な点だ。どちらも隣接しているため、流れるような操作で録音を開始できるのである。ホールドスイッチ以外、すべてが液晶の下にまとまっており、迷うことなく操作できるボタン配置になっているのだ。しかも薄くて非常に軽い。約46gという軽さだ。USBマスストレージクラスに対応し、USB経由でパソコンにダイレクト接続も可能。保存はWMA形式なので、Windows Media Playerで再生できる。容量は256MBと少なめだが、USBメモリは他にも所有していることだし、溜めっぱなしにしなければ問題ない。何よりもこのコンパクトさと操作性にすっかり参ってしまったのだ。パッケージも実にシンプル。本体以外、単4アルカリ電池1本、イヤホン、取扱説明書が入っているだけである。