|
|
|
手ぬぐいを折りたためば本になる、その名も「手ぬぐい本」
|
|
|
|
手ぬぐい本には紙のしおりがついてくる
|
タイトルのように折りたためば本になるちょっと変わった手ぬぐい、その名も「手ぬぐい本」というものがリリースされている。手ぬぐい本は今年は10月末に発表されたグッドデザイン賞の中小企業庁長官特別賞を受賞している。手ぬぐい自体が日本らしいし、絵柄もまたいかにも日本らしく、かつ「本」というのが斬新に感じられたので、海外の友人のために筆者はお土産にこれを買い、筆者自身もひとつ持つことにした。
現在同社のサイトで購入できる手ぬぐい本は25種類あり(2007年11月現在)、その中で筆者は海外土産としてはあまりにベタな「日本のこと」という手ぬぐい本を購入した。手ぬぐい本の他のデザインでは、たとえば「日本のこと 落語編」「日本のこと 武道編」「日本の台所」「温泉」など日本的なデザインのものから「和菓子」「ワイン」「算数の時間」など製品名をモチーフにしたデザインのものまで様々。手ぬぐい本だけに、広げれば手ぬぐいになるが畳めば本のようになり、しかも本のように製品のテーマにあったしおりまでついてくる。
正直、筆者自身手ぬぐいに全くこだわらない人間ではあるが、そんな筆者でも綺麗に染めてあり上質なものであることは見て触ってわかる。手ぬぐい本はただアイディアが斬新なだけではなく、開国以来の伝統をもつ横浜の捺染(なっせん)技術を駆使したもので、技術的にも確かなものなのだそうだ。グッドデザイン賞では、審査委員より「(前略)日本の伝統文化の良さを、気負うことなく現代に伝えようとする真摯な姿勢は、これからの伝統産業のあり方の好例と言えるだろう」と評されている。
グッドデザイン賞の受賞を機に有名になった手ぬぐい本。リリースしたケイス社によると、今後も季節ごとに5つ程度新作の柄を出すとか。海外の友人へのプレゼント選びのときに、また筆者自身もふと思い出したときに、どんな新作ができたのかときどきチェックしたくなる一品である。
|
|
本のように手ぬぐい本のページをめくる
|
広げると手ぬぐいに
|
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
手ぬぐい本 |
1,050円 |
濱文様 |
■ URL
製品情報
http://www.hamamo.net/shopbrand/005/O/
(山谷 剛史)
2007/11/26 10:50
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|