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未知の洞窟探険ができる「イヤスコープ」
イヤスコープGXL
実は頂き物。そのため、本体と耳かき1本、ライトガイド1本、キャップ1個、電池(9V角型6F22)1個というオリジナルセットのほかに、専用スタンドと耳かきセットもついていた
自分の体であるにもかかわらず、ン十年生きてきても、まだなお知らないことがたくさんある。特に耳かき好きなら一度は興味を持つであろう場所が「耳の穴」。いったいどんな世界なのか? しかし、耳鼻科の専門医でもなければ、なかなか耳の奥まで鮮明な映像で見ることはかなわない。今ではイメージ検索すれば内部の写真など所見つきでゴロゴロ出てくるが、一番知りたいのは自分の耳の穴の様子である。
そんな耳の穴探検隊志願者に最適な商品が、内視鏡つき耳かき「イヤスコープ」だ。ファイバースコープで明るく照らした耳の中を覗きながら、耳かきできる商品なのだ。耳かきの先端に発光部と直径1.5mmほどのレンズがついており、耳かきから伸びた光ファイバーチューブの先にはディスプレイ本体が接続されている。ディスプレイ本体の光源スイッチをONにすると、耳かき自体が発光するため、耳の中を明るく照らす仕組み。照度調整つまみが用意されているため、明るさの調整も可能だ。
耳かきはプラスチック製のSサイズが用意されているほか、ライトガイドという耳かき機能のないストレートタイプが1本付属する。ライトガイドを使うと、狭くて覗けなかった隙間を見ることができるのである。
同梱の電池(9V角型6F22)を取り付け、耳かきをセットして早速探険開始! まずは取扱説明書を使ってピント調整。ファインダーを覗きながら回転させるだけでOKだ。ピント調整が完了したら、そっと耳の中に入れてみよう。大して見えないのでは、とお考えかもしれないが、耳道内が約4倍に拡大されており、これが意外にもよく見える。
生まれて初めて自分の鼓膜と対面したときは、実に不思議な感覚を覚えた。嫌な話もいい話も受け止めている、けなげな器官と対面するというのもオツなものだ。日頃の耳かき好きが功を奏したか、耳垢自体もほとんど見られなかったのが残念。多少はあったが、ここであえて描写するのは止めておこう。(ちなみに筆者はドライタイプ)
実際の耳かき作業はといえば、操作にやや慣れが必要だ。不安な方や耳垢がウェットタイプの場合、耳掃除を行なった後に状態をチェックするといった使い方がいいだろう。
電池と耳かきをセットした、オーソドックスな状態
こちらがファインダー。目はファインダーにくっつけず、2~5cm離してみると見やすい
電池はディスプレイ本体背面にセット
耳かきとレンズのレンズの様子。使っているうちに汚れてくるので、こまめに拭くとよい
専用スタンドを使うと、操作がちょっと楽になる
耳かきをセットしない状態で点灯
耳かきをセットすると、耳かきの先端が光る。このため、奥まで明るくなる
ライトガイドをセットした状態。鼓膜がよく見えて楽しいのだ
製品名
発売元
購入価格
イヤスコープGXL
イヤスコープ専用スタンド
コデン
23,100円
3,150円
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URL
コデン
http://www.coden.co.jp/
(すずまり)
2007/11/22 09:50
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