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アンティーク屋で見つけたプランターズの「Mr. Peanut腕時計」
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Mr.Peanutの両腕が手旗信号のように現在時間を示す
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食品関係の大手企業にはマスコットキャラクターが付きものだ。ピーナッツで超有名になった米国のプランターズ社も例外ではない。同社のマスコットといえば、山高帽に片側メガネ、黒いステッキを持った少し怪しいピーナッツおじさん「Mr.Peanut」だ。
米国内ではピーナッツ祭りが各地で行なわれ、そうしたイベントではMr.Peanutをモチーフにしたステーショナリーやフィギュア等が販売されている。ネットオークション上にもMr.Peanutのキャラクター商品が多く出品されていて、コレクションアイテムとしても人気がある。
残念ながら、食卓の上にいつもナッツがあるような米国に比べて圧倒的にナッツの消費量が少ない日本では、当然、Mr.Peanutの認知度にも差違があるようだ。しかし、そんなMr. Peanutをモデルにした、米国でもあまり見かけないタイプの手巻き腕時計を中野ブロードウェイにある骨董屋「おもちゃ箱」で発見。またしても衝動買いしてしまった。
ブルーを基調にしたオリジナルの時計バンドを何度か別のモノに交換し、最終的には本体のゴールドカラーに合わせて伸縮自在の蛇腹型ゴールドベルトに落ち着いた。フルにゼンマイを巻いても丸1日半くらいしか動作しないが、黄色の文字盤に黒い輪郭のMr.Peanutはよくマッチしている。
米国内で時々見かけるMr.Peanutをモデルにした最近の腕時計は、そのほとんどが数字だけのデジタル腕時計となっている。アナログ表示で、カレンダー機構付き、長針と短針がMr.Peanutの白い手袋をした両腕になっているモデルは珍しい。
誤差ゼロの電波腕時計や、年差数秒以下というクオーツ腕時計が溢れる中、日差1分は異常に大きい。しかし、ごく普通の人の生活には全く影響はない。テクノロジーが多くの製品の絶対的優劣を決定する現代だが、敢えてゆるいくらいの正確性が心地よい。
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同じ年代のチープな周辺ステーショナリーが似合う
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ベルトを交換し、同系色の周辺を揃えることも腕時計コレクションの楽しみだ
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
Mr.Peanut腕時計 |
28,000円 |
中野ブロードウェイ アンティークショップ「おもちゃ箱」 |
(ゼロ・ハリ)
2007/11/14 10:49
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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