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省電力が決め手のポータブルHDD
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本体と同梱品。アプリケーションなどが入ったドライバディスクはHDD本体にあり、66MB使用している
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ここ最近の2.5インチHDDは、USB経由で給電され、単なるHDDケースにHDDを入れたものではなく、趣向を凝らしたものが各社からリリースされている。よくパソコンの周辺機器売り場に行く人ならば、「何cmから落としても大丈夫!」という売り文句が書かれた商品のパッケージは見たことがあるかもしれない。ちょっと前ならどれだけ高いところから落としても大丈夫か、というのを争っていたような感じだったが、目新しい機能は落下からデータを守るだけではなくなった。
たとえばバッファローからリリースされたものでは、TurboUSBなる技術でデータ転送速度を最大20%高速化し、他社との差別化を図っている。一方のアイ・オー・データ機器は耐衝撃だけでなく、耐加圧に対しても壊れにくくするというLet's noteのようなアプローチで差別化を図り、ロジテックはセキュリティ機能と省電力機能を加えて差別化を図っている。
そこで、自分でもポータブルHDDを1台購入してみた。購入したのはロジテックの「LHD-PHAFU2シリーズ」の80GBモデル。ロジテックにしたのは省エネが気に入ったためだ。エコロジーな人間ではないが、よく行く中国などアジアの国々では停電があり、そのためできる限り省エネのほうが助かるのだ。
「LHD-PHAFU2シリーズ」は、100cmの落下テストをクリアしている。ちなみに、それよりもやや手頃な価格の「LHD-PBEU2シリーズ」は75cmをクリアし、ローエンドな「LHD-PS80U2シリーズ」では50cmをクリアしている。ステンレスボディを採用しており、これが強度が高い理由の1つなのだが、そのお陰で触った感触もプラスチックなどのケースよりはより高級感がある。
で、肝心の省電力機能なのだが、一定時間HDDへのアクセスがないと自動的にドライブの回転を停止することで実現している。ドライブの回転を止めることで静音効果も得られるとのことだが、もともと2.5インチHDDは結構静かなので、パソコンがよほど静かでない限りは違いがわからないのではないか、と思う。Windows 98でない限りはドライバソフトを入れる必要はないので面倒もない。
ワンプッシュでWindowsのデバイスの取り外し操作が行なえる機能を搭載し、繋ぐにも外すにも特別手間のかかることのない、頑丈で省電力なポータブルHDDなのであった。
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コネクタの前面にはシャッターがある。実はUSBとIEEE1394の両対応
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面にはアンプラグ機能のEJECTボタンと隠しドライブを利用するためのSECURITYボタンがある
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製品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
LHD-PHA80FU2 |
ロジテック |
16,800円 |
ヨドバシカメラ |
■ URL
製品情報
http://www.logitec.co.jp/products/hd/lhdphafu2.html
(山谷 剛史)
2007/10/19 11:55
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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