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名前も入れられる電子辞書「SR-G9000」
SR-G9000
もうすっかり遠い昔になってしまったが、子供の頃の辞書は紙だった。学生時代は国語と英語の2つの辞書を毎日重いと感じながら登下校していた……のなら優等生だが、残念ながら辞書は家に置いたまま、学校では借りて済ませていた。そんな時代も今は昔、時代は今や電子辞書である。家電量販店の売り場面積を見ても、電子辞書が売れ筋商品であることがわかるというものだ。
さて今回、セイコーインスツル(SII)より1台の電子辞書をお借りした。「SR-G9000」は、充実した英語辞書を備えた「ビジネスエグゼクティブのためのプロフェッショナルモデル」である。専門性を持った電子辞書として、「ランダムハウス英和大辞典」や「ビジネス技術実用英和大辞典」、「オックスフォード米語辞典」など複数の英語系辞書が収録されており、英語を頻繁に活用する仕事の人でも満足できる仕様となっている。
海外取材などに出向く機会もあるが、実は英語には自信がない。インタビュー取材なんて、胃が痛くてしょうがないのだ。そのため、海外取材ではこれまでも電子辞書が力強い味方になってくれた。「SR-G9000」は、さすが英語に強い電子辞書だけあって非常にたのもしい。いや、むしろ自分の英語力以上の代物か。
コンテンツとして特徴的なのは「科学技術論文、報告書その他の文書に必要な英語文型・文例辞典」だ。英語の論文や報告書に必要な型が文例として紹介されており、しっかり解説もある。もしかして、私でも学術論文が書けるかも!? と、錯覚するぐらい細かい文例が用意されている。エンジニアや研究者で英語に不安のある方は重宝するだろう。
なお、SIIでは、10月1日~27日の間、同社の通販サイトで「SR-G9000」か「SR-G8000」を購入したユーザーを対象に、名入れサービスを行なっている。「複数一括検索」画面に自分の名前が入れられるのだ。無機的な電子辞書だが、学生時代の紙の辞書のように、名前を入れるとさらに愛着がわくかもしれない。
シンプルな外観
キーボードは変則的だがQWERTY配列
英語での論文や報告書作成に
本来、名入れサービスは文字のみ。今回は特別にケータイ Watchのロゴを入れてもらった
製品名
発売元
販売価格
SR-G9000
セイコーインスツル
59,800円
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URL
SIIディクショナリードットコム
http://www.sii-dictionary.com/
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(津田 啓夢)
2007/10/11 10:40
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