矢羽のマークのパーカーの万年筆は、今でこそ、海外の免税店で10本単位でお土産用に販売されたりしているが、昔々は学生の憧れだった。万年筆を使う機会が減ったことや、メールの普及、パソコン・ワープロソフトの普及で、万年筆を筆頭とする筆記具の需要が急減したことも価値観の変化に大きく影響しているようだ。パーカーの2000年記念のローラーボールペンには、キャップには2時間刻みで24時間の目盛りが書かれ、本体側には、世界の各主要都市名が書かれ、キャップと本体を左右の指先で握ってクルクルと回転させ、現地時間と現在都市をあわせることによって、世界の主要都市の時間を簡単に知ることの出来るアイデアツールなのだ。
安物の腕時計コレクターでもある筆者の腕時計のほとんど全ては世界時計機能を搭載しているが、実際のところ、いざ「現在、シカゴは何日の何時なのか?」と聞かれても、おおよその見当は付いても、即座に正確な返事ができないことが多い。時差が気になるのはたいてい、緊急の国際電話をしたいとき、現地に担当者がまだ居残っているのか/帰ったのか/まだ出社していないのか、の目安を知りたいとき。パーカー「グリニッジ・メリディアン2000」ローラボールペンは、そんな時でも2~3秒で正確な世界の主要都市の時間を言い当てることが可能な優れモノだ。
品名 |
購入場所 |
価格 |
パーカー グリニッジメリディアン2000 ローラーボールペン |
1000円 |
銀座 文祥堂アンクル |
(ゼロ・ハリ)
2000/11/30 00:00
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