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BIC社のショックアブソーバー付きボールペン「リアクション」
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ニューテクのリアクションはボールペンとゲルインキボールペンの2種類
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BIC社は、米国のホテル備え付けのボールペンではおそらく圧倒的なシェアを占めているのではないだろうか。筆者は宿泊のたびにホテルのロゴ入りボールペンを持ち帰り、その数はすでに何百本にも上る。
筆者の場合、BICのボールペンは太字タイプの独特の書き味が大好きだ。しかし、日本語のように、限られた面積に画数の多い漢字を綺麗におさめるには、ボールの直径が0.7mm辺りの中字が最適のようだ。BICジャパンもそのあたりにフォーカスした商品を日本国内で販売している。
そのBICの日本法人、BICジャパンから「リアクション」と命名された新製品が発売された。
BIC社の新製品「リアクション」では、芯先とは反対側になる、ノック機構のすぐそばの内部にあるプラスチック製スプリングが同様の役目を果たすよう工夫されている。車で言えば、乗員の快適な走行環境を実現するために、自動車と路面を最適にマネージする「ショックアブソーバー」のようなものだ。
想定数値以上の強い筆圧で文字を書こうとすると、ペン先が紙面に当たるタクタイル(反発力)でペン先が逆に押し戻され、それを内部のスプリングが吸収する。ショックアブソーバーにも似た、この「ディフレクション・テクノロジー」と呼ばれる新技術で、「リアクション」は、個人差のある筆圧をコントロールして、最適化された筆圧で文字を書き進めることを可能にしている。
BIC社の商品説明によると、リアクションは、ディフレクション・テクノロジーに加えて、ソフトグリップや全体的なエルゴノミクス・デザインにより、常に長文を書く人や筆圧の強い人の疲れを軽減し、漢字や仮名独特の「はね」や「はらい」の表現にもプラスになると紹介されている。商品には、油性ボールペンとゲルインキボールペンの2種類があり、前者は0.7mm径と1.0mm径、後者は、0.5mm径と 0.7mm径の各々2種類が用意されている。
このほか、筆者もこの連載で以前ご紹介し、今も毎日愛用しているボールペンとラインマーカーの同軸ハイブリッドペン「ブリーフィング」。このブリーフィングでも、漢字筆記に適した0.7mmの中字モデルが販売開始された。「リアクション」と「ブリーフィング」、優れた機能のわりに手頃な価格も魅力だ。日本のビジネスピープルにとって、ふだん使いのテクノロジー筆記具の最有力候補となるに違いない。
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ノック部分の側の内部のカラフルなスプリングが芯先と紙面の関係を最適化する
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「ブリーフィング」もより漢字筆記に適した0.7mmがラインアップされた
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商品名 |
販売元 |
購入価格 |
リアクション |
BICジャパン |
315円 |
■ URL
BICジャパン
http://asia.bicworld.com/japan/
(ゼロ・ハリ)
2007/09/25 11:42
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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