子供の頃、暗闇でぼんやり光る夜光塗料を塗った「どくろ」や「骸骨人形」で遊んだ記憶がある人も多いだろう。「フィンガーボーンペン」もパッケージに「GLOWS IN THE DARK」と書かれてあるように、暗闇でぼんやりと怪しく光る同じ様な蛍光材で作られたボールペンだ。 書き味は筆者の大好きな豪快な太さのビックボールペンとは異なり、やや薄目の細い、たしかにフィンガーボーンに似合った書き味だ。実際にフィンガーボーンペンを自分の手の指にあてがってみる。普段は、指の関節は3つしか自覚がないが、脈を取るあたりまで「掌骨」と呼ばれるもう1個の指の骨が来ており、人間の指の関節は全部で4本であることをなぜか再確認してしまうのだ。