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アクアフレッシュの謎を解く
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別に大したことじゃないが、サンスターの発売している歯磨き粉である「アクアフレッシュ」はインターネット上でも、どうしてあのトリコロールカラーで歯磨き粉が出て来るのかが取り沙汰されている。夢のない大人が少し考えれば、きっとチューブの中には、「白」と「赤」と「緑」の歯磨き粉が長ーーく入っていて、きっと断面は「金太郎飴」のようになっていると考えるのが普通だろうが、そこはやはり、この目で見てみないと納まりがつかないのが人間だ。「アクアフレッシュ」はカラーリングや呼び名は登録商標になっており、実はサンスター社は日本国内での販売元に過ぎず、このアクアフレッシュという画期的な歯磨き粉の元締めは、大英帝国のロンドンに本拠を置く「スミス・クライン・ビーチャム社」という巨大医薬品会社だ。米国はじめ、世界中に生産拠点を持ち世界各国で販売されている。
シースルーではないチューブでは、いろいろな推理がなされていたが、これらの論議に終止符を打ってくれそうな製品が、米国スミス・クライン・ビーチャム社より既に発売になっており、筆者の職場のチャーミングな女性がニューヨーク土産に買ってきてくれた。一見して、流行の小型「モデルロケット」のような形状をしたその歯磨き粉は、ハードなプラスチックの外装で、シュリンクされたトップのキャップを捻じ切って外す。シェービングフォームやヘアスプレーのようにボタンを押すと、内蔵のギヤかスプリング?の「謎の力」で持ち上げられる底板パワーで「ニュルニュル」と歯磨き粉が出てくる、なかなかトリッキーな仕組みなのだ。本体がシースルーのためにトリコロールカラーのそれぞれの歯磨き粉がどのように入っていて、どのように押し出されてくるかは一目瞭然だ。
この新しいアクアフレッシュ歯磨き粉のお陰で「トリコロールの謎」は明快に解けたが、また新しいチープトリックな「上げ底の謎」が生まれて眠れなくなってしまった。使い終わったら必ず分解するぞ!
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日本でもお馴染みのトリコロールカラーの歯磨き粉「アクアフレッシュ」
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モデルロケットのようなハードなシースルーケースで中身は丸見え!
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シェービングフォームのような操作感覚だ!
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この上げ底パワーはどこから来るのだろう? 分解しかないか!?
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品名 |
購入場所 |
価格 |
アクアフレッシュ |
ニューヨーク |
お土産のため不明 |
(ゼロ・ハリ)
2001/01/30 00:00
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