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売り切れ店続出! キモカワ系貯金箱「フェイスバンク」
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オランウータンか、はたまた河童か、あるいは彼氏か……何に見えるかは見る人しだい?
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巷では「目覚まし時計」と「貯金箱」がブームのようだ。
本日ご紹介する、「フェイスバンク」と名付けられた貯金箱は、ごく普通の四角い貯金箱の前面を斜めにカットし、そこにオランウータン系のキモカワイイ顔を人造皮膚系のゴムで造形したモノだ。
「フェイスバンク」は、お金を持った手を近づけると、本体に仕組まれたセンサーがその接近を認識し、口をモグモグさせてお金をねだる。そして唇にくわえさせると、さらにモグモグしながら、コインはそのまま胃の中に落ちる仕組みだ。
ここしばらく、貯金箱は貯まった金額を適時表示する、金額に応じて論理的な展開があり、液晶に表示される画像やメッセージで表現するなど、インテリジェント系の機能強化が注目されていたが、この「フェイスバンク」はそれらとは無縁の“ビジュアル表現系”なところが大きな特徴だ。
あれこれ面倒な理屈や、全部を見るまで手間がかかるような機能より、パッと見のインパクトある動きは誰にでもわかりやすく、辛抱強くお金を入れ続けなくてもすぐ楽しめる。8月に販売開始されたばかりの「フェイスバンク」だが、発売前の予約が多かったこともあり、すでに多くのお店で売り切れとなっている。
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画像クリックでムービーを再生します
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もっとも、この「フェイスバンク」は、あくまでコインを咥えさせ飲み込ませる一連の動きを見て楽しむガジェットであって、本来の純粋な貯金箱として期待するなら、そのパフォーマンスは著しく低い。
本体内部の多くの空間は内蔵するメカに占有されており、コイン用の空間はごく僅かしか残っていない。お金を貯めることが目的ではなく、入れたコインをすぐ取り出してまた食べさせるといった、デモンストレーションを楽しむ用途がメインと考えた方が良いだろう。
こんなキモカワイイ「フェイスバンク」ではあるが、1週間も見続けているとさすがに飽きてくる。そんなとき、マジックペンで眉毛を描いたり、髭を書いたり、メガネをかけさせたりして変化を付けることができるのも楽しい。こうしたマイナーチェンジで二度三度と楽しむには、ひと目で惹かれる赤や青の派手な「フェイスバンク」ではなく、一番ナチュラルなグレーを購入するのがベストだろう。
残念ながら、筆者の自室にあったのはたったの2日間で、今は同じ職場の女性達の机の上を転々としているようだ。まあ、「フェイスバンク」にとっては一番幸せな使われ方かもしれない。
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単4電池4個で動作する。コインのキャパは非常に小さい
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コインをモグモグするさまはなかなかリアル。つい眉毛や口ひげを書きたくなる
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
フェイスバンク |
2,100円 |
上野「ヤマシロヤ」 |
■ URL
ヤマシロヤ
http://www.e-yamashiroya.com/
(ゼロ・ハリ)
2007/08/24 10:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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