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ワンセグをワイヤレスで楽しもう
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ソフトバンク3G端末のオプション品として販売されている「ステレオBluetoothヘッドセット」。ソフトバンクオンラインショップでも購入可能
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2006年4月に本放送が開始されたワンセグ。今年は各社から対応端末が次々と発表され、かなりラインアップも整ってきている。
いつでもどこでも電波の届く範囲であれば、テレビ番組が楽しめるワンセグだが、テレビ放送であるため、基本的には音を出さなければ、十分に楽しむことができない。ニュース程度なら、字幕でも十分だが、ドラマや情報番組などでは音声も聞きたくなることが多い。
ケータイで「音」を楽しむ方法としては、音楽再生機能でステレオイヤホンを利用しており、パッケージにも同梱されていることが多い。その一方で、最近ではBluetoothに対応した端末も増えており、音楽再生をワイヤレスで楽しめる環境が整ってきている。対応するBluetoothのプロファイルとしては、音楽データを転送する「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」、リモコン操作などができる「AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)」が知られている。
これらのプロファイルに対応したBluetoothヘッドセットであれば、同じようにワンセグも……と言いたいところなのだが、実はこれらのプロファイルに対応しているだけでは、ワンセグの音声をBluetooth経由で聞くことができない。「SCMS-T」という著作権保護技術に準拠した機器でなければ、ワイヤレスでワンセグの音声を転送することができないのだ。
耳慣れない「SCMS-T」という規格だが、すでに同規格に準拠したBluetoothヘッドセットがいくつか販売されている。なかでも端末ラインアップにBluetooth対応端末が多いソフトバンクでは、純正のオプション品として、「ステレオBluetoothヘッドセット」が用意されており、ソフトバンクオンラインショップなどで購入することができる。筆者も912SHに機種変更をしたとき、購入してみた。
ステレオBluetoothヘッドセットは、クリップのような本体にステレオイヤホンを接続して利用する形状になっており、シャツのポケットなどに止めておくことができる。本体にはリモコンとマイク部が内蔵されており、着信時には中央の[Talk]ボタン(受話器アイコンの付いたボタン)を押すだけで、応答できる。本体にはこの他に、音量調節、再生/一時停止ボタン、曲送り/曲戻しボタンが装備されている。
充電は付属のACアダプタを利用し、フルに充電された状態で、通話なら約6時間、音楽再生なら約5時間の利用が可能。利用していないときの待機時間は約40時間となっている。ワンセグは基本的に音楽再生と同程度の利用が可能という印象だ。ステレオイヤホンは付属のものだけでなく、市販のものを接続することもできるので、好みのイヤホンがあれば、そちらを利用することも可能だ。
ワンセグをもっと楽しみたいソフトバンクユーザーなら、持っておいて損のないアイテムだ。
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パッケージには本体、ステレオイヤホン、ACアダプタなどが同梱されている
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シャープ製端末「912SH」とも問題なく、ペアリングできる。ワンセグ音声を聞くだけでなく、音声通話やTVコールのハンズフリーにも利用可能
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製品名 |
発売元・製造元 |
購入価格 |
購入場所 |
ステレオBluetoothヘッドセット |
ソフトバンクモバイル |
7,140円 |
ソフトバンクオンラインショップ |
■ URL
ソフトバンク3G・オプション品(ソフトバンク)
http://mb.softbank.jp/mb/product/3G/option/
(法林岳之)
2007/08/21 11:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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