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少し小振りで厚みのある真ん中がモデルDZ3。一番奥は、1938年の限定レプリカモデルで、手前は、余り数のないアークティック・ミッドナイト
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クラシカルな大型ロック機構とプレミアムシリーズのハンドルが特徴
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筆者のペンネームの由来は、言わずと知れたゼロ社のアタッシェケースから来ている。既に自宅に10個以上のゼロを持っているが、なぜか国内で買ったのはたったの1個だけ。他はすべて、出張先やバカンス先の海外のかばん屋さんやアウトレットで買ったものだ。筆者がゼロをコレクションし始めた頃は、国内でゼロを持つ人も知る人も少なく、また扱っている店もほとんどなかった。価格も現在の2倍近く、海外でも特定の店にしかなかった。
今は国内でも、小さいが老舗の商社が輸入代理店を勤め、デパートをはじめ多くのかばん専門店で見られるようになった。筆者がゼロのアタッシェにモバイルPCを入れて、モバイルコンピューティングを始めたのはもう十数年以上前で、当時の総重量は十数キロ以上だった。従来は明らかに外人サイズだったゼロも、日本人や女性でも持てるような小振りなサイズが発売になり、本来は書類かばんだったが、最近はモバイルPCを外部のショックから守る構造を持ったものが、サイズ違いで数種類発売されている。
筆者もサイズの異なるこの手のゼロを2個持っていたが、小型の新しいデザインのものを旅行先のグアムのアウトレットで購入した。ショッピングに便利なグアムの「アウトリガーホテル」の中には、筆者がよくゼロを購入する「エル・ポータル」がある。エル・ポータルは、主に西海岸で大きなかばん屋を展開するチェーンだ。また、そのかばん屋チェーンの経営する「カリフォルニアラゲッジ」というかばん専門のアウトレット店が、プレミアム・アウトレット内にある。昨年もこのアウトレット店では、日本でも最近一部の都内のかばん屋で扱っているものの、レアで人気のある、小型で艶ありの黒いスリムな「アークティック・ミッドナイト」を破格の値段で購入した。
今回は同店で、最近は日本でも人気の、モバイルPC収納用ではゼロ・ハリ最小サイズである「DZ3」のオーソドックスなシルバーカラーを購入した。価格は多くの国内ウェブ販売価格の半額近い225ドル。米国内やハワイと異なり、ご当地グアムでは消費税というモノが無いので、その価格がそのまま支払い総額となる。DZ3は、多少厚みもあり弾力性のあるベルクロで、モバイルPCを横向きに固定する。余ったサイドにはACアダプタや予備電池、さらにデジカメやPDAが余裕で入り、蓋の裏側のドキュメントホルダーには相当の量の書類が収納できる。またモバイルPCを固定した上に書籍や雑誌等を重ねても、楽に蓋を閉じることが可能だ。ちなみに筆者は、普段モバイルPCのトップ面に傷がつかないように、モバイルPCを常に裏返して固定している。
内部は、弾力性のあるガスケットのような堅めのスポンジに似た素材で覆われており、モバイルPCがかばんの内側の金属部分などに当たって傷つくのを防いでくれる。ドキュメントホルダーに多少下品に、超大きな立体ロゴで書かれたZERO HALLIBURTON の文字も、日本人のゼロ初心者にはうける理由だろう。ちなみにカリフォルニア・ラゲッジは、COMDEXの開催地であるラスベガス市郊外の「ベルツ・アウトレット」にもある。
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これくらいモノを入れるとストラップがありがたく感じる
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内部のプロテクトは完璧だが、大きなロゴは多少下品?!
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品名 |
購入場所 |
購入価格 |
ゼロハリーバートン DZ3シルバー |
グアム プレミアムアウトレット内 カリフォルニア・ラゲッジ |
225ドル |
■ URL
ゼロハリーバトン(英文)
http://www.zerohalliburton.com/
エルポータルのサイト(英文)
http://www.el-portal.com/
(ゼロ・ハリ)
2001/01/16 00:00
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