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運動もお風呂もへっちゃら「キズパワーパッド」
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従来のばんそうこうとは全く違う「キズパワーパッド」。発売当初は生産が追いつかず販売休止になったという
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キズパワーパッド(左)とごく一般的なバンドエイド(右)
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人間、ついていない時というのはあるもので、毎日通る階段などでちょっとつまづいて手を付いたら、運悪くそこに尖った石があったりする。ある朝、大きく手のひらの皮がまくれて出血してしまった。
ちょうど新幹線で大学へ向かう通勤途上だったので、応急処置として傷口を水道の水で洗い、ティッシュペーパーで血を拭き取ったが、なかなか血が止まらない。4時間ほど経過して大学に到着、早速、医務室に向かった。
ちょっとした切り傷や靴擦れでしかバンドエイドを使った経験のない筆者は、その時、ゴムのような素材(ハイドロコロイド素材)の異常に大きなバンドエイド「キズパワーパッド」(大)を見て驚いた。一般的なバンドエイドとは見た目の形状も素材も異なり、手のひらのような箇所にも確実に粘着し、出血等も密封してしまう。
帰宅して、近所の薬局でさっそく「キズパワーパッド」を購入し、新しいモノに交換した。キズパワーパッドは皮膚に密着し、体内から出る自然治癒のための体液(滲出液)をキズパワーパッドが吸収し、外部に逃がすことなくキズパワーパッドの内側に押さえ込むことができるという。
実際に見た感じでは、人間の体内から出てくる体液が、傷口の周りに溢れ、キズパワーパッドの内側で滞留し白いゾル状の膨らみとなって保持される。キズパワーパッドは、一般的な「救急ばんそうこう」とは異なり、傷を治す成分の活動に適した環境を整え、傷の回復を早く確実にする仕組みなのだ。
手を使う運動をしても、お風呂に入っても、まったく外界の影響も受けないし、剥げ落ちることもない。キズパワーパッドを傷口に張り付ける前に1分ほど手で温め、その後、ブランド名の書かれた保護紙を剥がして傷口に貼り付け、再度温めるだけだ。スペック上は最大5日間交換不要となっている。実際、筆者が貼ったのは手のひらという伸縮の激しい箇所だったが、丸2日間は交換不要であった。
キズパワーパッドは、バンドエイドと同じジョンソン・エンド・ジョンソン社が発売しているが、「救急ばんそうこう」の仲間ではなく「救急医療用具」だ。常時、一家に一箱は用意したい。なお、実際の使用に関しては、キズパワーパッド同梱の取扱説明書の熟読が必須。取扱説明書は、Web上でも公開されている。
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バンドエイドとは形状も素材も異なる。保護紙を剥がす前に1分ほど温める
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ほとんど皮膚に同化してしまう。傷口から出た滲出液が白いゲル状の固まりになって、患部が盛り上がる
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商品名 |
購入場所 |
購入価格 |
BAND-AID キズパワーパッド(大) |
近所のドラッグストア |
750円 |
■ URL
キズパワーパッド製品紹介(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
http://www.jnj.co.jp/consumer/bandaid/products/medicaltools/power_pad.html
2007夏 キズパワーパッドキャンペーンサイト
http://band-aid.jp/
(ゼロ・ハリ)
2007/08/06 11:23
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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