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押してもだめなら、っもっと強く押してみるシャープ
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小さく押して芯を出し、大きく押して芯を引っ込める快挙のシャープ!
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シャープペンシルは、現在では携帯電話やザウルスなどのPDAから、液晶テレビ、冷蔵庫や洗濯機などの白もの家電までを提供する総合電機メーカーとなった、シャープの初代社長が考えついたモノらしい。筆者の自宅は大阪のシャープ本社のすぐ近所だった関係で、小学校の頃の社会見学コースはシャープ訪問と決まっていた。子供の頃、そんな話を聞いたおかげでシャープペンシルと聞くと、なぜか社会見学で行ったシャープのベルトコンベアに乗ったテレビを思い出してしまう。
昔のシャープペンシルの多くは、胴体をねじって芯先を出したが、いつの頃からか、ペン先の反対側をプッシュするノック式シャープペンシルが標準になったようだ。ねじっていた頃は、反対側にねじると、出過ぎた芯先を戻すことができた。しかし、ノック式では、芯を戻すためにはノックする部分を押しながら、机の上かどこかに芯先を押し当てる必要がある。芯を戻すのを忘れてワイシャツのポケットに入れたりすると、ポケットの底が黒ずんだりして後々、面倒なことになる。
三菱鉛筆から発売された、「uni Return’s」(ユニ リターンズ)は、ごく普通にノックすると少し芯先が出て、強く最後までノックすると、なんと芯先がスーと呼び戻される便利機能付きだ。これまで「逆ねじり」か「ドラッグ+押しつけ」で芯先を戻すことに慣れた体で、この新しい技を修得できるか、当初はかなり不安があったが、簡単に身に付いてしまった。意外と、習慣とはその程度のものなのかもしれない。
芯先は太さによって0.3mmや0.5mmがあるようだ。最近ではすっかり、100円ショップの代表選手のようなイメージの「トランスルーセント・カラー」には正直飽きがきているが、機能的にはそこそこ満足できるシャープペンシルだ。
品名 |
発売元 |
価格 |
購入場所 |
uni Return’s 0.5mm |
三菱鉛筆 |
300円 |
新宿小田急デパート 文具売り場 |
(ゼロ・ハリ)
2001/03/27 00:00
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