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ドライバディスク不要! IBMのUSBメモリーキー
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約フロッピー6枚分の8MBが収納できる「IBM 8MB USBメモリーキー」
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大容量のマルチメディアデータの台頭と共に、フロッピーディスクの意義がなくなって久しいが、つい最近までは、誰でも簡単に使えるPCカードが、モバイルPCからモバイルPCへのデータ転送の代表的ツールだった。しかしここに来て、突然多くのサプライヤーから登場してきたモノにUSB接続タイプのスマートなメモリードライブがある。これらならモバイルPCに限らず、USBポートを備えたほとんどのPC間でのデータ交換に活用できる。
国内で最初にこの市場に姿を現した製品は「Thumb Drive」だろう。米国では8MB~256MBクラスまでの数種類を発売しており、国内でもほぼ同様の製品供給を行なっている。以前、当コラムでもご紹介したように、昨今はこれらのメモリー機能にパスワード・セキュリティ機能を持たせ、誰でもが中身を見ることが出来ないように工夫した「Thumb Drive Secure」も登場している。しかしこれらの製品の多くは、目的のパソコンに接続して内部のデータを読ませる為には、それぞれのOSに準拠した専用のドライバソフトが必要となり、出先でその用意のない誰かにファイルを転送しようとなると、インターネットから目的のドライバをダウンロードしたり、常に全てのOSごとのドライバフロッピーディスクを常時持ち歩く必要があった。
日本IBMが1月末に発表した「8MB USBメモリーキー」は、基本的にWindows MeとWindows 2000なら挿入した時点で必要なドライバが自動導入され、その後直ぐにUSB Disk Driveとして認識されるため、一切のドライバを持ち歩く必要もWEBからダウンロードする必要性もない超便利なストレージなのだ。現在発売中のものは、容量が8MBだが、8MBなら1.44MBのフロッピーディスク約6枚分なので大抵のことには利用できる。なによりドライバの有無を気にせず活用できる8MB大容量フロッピーディスクだと考えれば、良いところはモバイラーにとってこの上ない便利さを満喫できる商品だ。
外観スタイルも、胸ポケットに引っ掛けることのできる小さなフックのついた短めのペンのようなデザインで、キーホルダーとしても使える。キャップを引き抜くと金属製のUSBコネクタ部が露出する。これをパソコンのUSBポートやUSBハブにそのまま挿入すればデータ転送ができる。ThinkPadユーザーでなくても、モバイラーなら1つは持っておきたい。IBMロゴの付いた、最も安価な実用ガジェットだ!
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ペンキャップのようなカバーを外すとUSBコネクタが現われる
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モバイルPCのUSBポートにそのまま挿入。ドライバの自動導入・認識後、即使用可能
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OSからはただのリムーバルディスクとして認識され、ドライブアサインされる
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品名 |
価格 |
購入場所 |
対応OS |
日本IBM 8MB USBメモリーキー |
4800円 |
IBM直販サイト 「Shop IBM」 |
Windows Me Windows 2000(ドライバ不要) Windows 98SE(付属CDのドライバ使用) |
(ゼロ・ハリ)
2001/03/26 00:00
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