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大人も持てるお洒落な本体が黒、フラップが赤のThinkPad仕様モデル
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フラップはベルクロで簡単にThinkPadを取り出せる
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古都京都に「丑や」(うしや)と呼ばれるケータイやモバイルノート、PDAなどのケースを中心に、こだわりのある商品をモバイラーに提供している会社がある。現在、バックアップマシンを含めて2台のThinkPad X20を使用している筆者は、ふだんインナーケースとして代官山「オーソドキシー」製のものを活用しているが、ウェブで「丑や」の存在を知り、ThinkPadの特徴であるブラックボディとトラックポイントの赤を生かしたツートンカラーのインナーケースも超気に入り、即効で注文してしまった。
ハンドメイドのため、商品が届くまでには3~4週間かかるが、丁寧に梱包され、代引きで届いた商品を見る限り、価格もリーズナブルで、丁寧な仕上げであった。筆者の購入したものはThinkPadカラーではあるが、レディメイドである。4000円の追加をすれば、ユーザーの要望で内張りを施すことも可能なようだ。モバイルノートは、多くのパソコンメーカーが発売している自社ロゴ入りの専用モバイルかばんに収納することもできるが、ビジネスマンが一般的に持ちたいと思うセンス溢れる鞄が少ないのも周知の事実である。
日本におけるモバイルノートのキャリングスタイルも、現在では、専用のインナーケースに収めて、ごく一般的な自分のお気に入りのかばんに収納して運ぶのが一般的だろう。最近めっきり増えてきた盗難を考えてもこの方が得策だ。
細かなことを言うと、多少の改善要望もあるが、1万2600円でこの質感とデザイン、丁寧な仕上げを考えた場合、価格性能比は購買分岐点を大きく超えていると思う。ThinkPad X20ユーザーでなくても、ほぼ同サイズでこのインナーケースを活用できるモバイルノートは多いだろう。鞄オタクの筆者のウオッチしなければならないお店がまた1つ増えてしまった。
(ゼロ・ハリ)
2001/03/23 00:00
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