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「マイクロドッグ」でしばしの休息を!
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犬小屋をイメージしたパッケージ。丸い銀色がコントローラー
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人間は不思議なもので、AIBOのようにテクノロジーを集積させたモノに惹かれる時もあれば、シンプルな構造や発想に気持ちを癒される時もある。子供の時に熱中した紐付きでグルグルと同じところを何回も回る「Uコントロール」の模型飛行機も時には複雑なラジコン模型より楽しく思える時もある。これは複雑な形状をしたサーキットを走るグランプリレースと、同じサークルを忘れるほど何回も同一方向に走行するインディレースとを比べるに等しいのかもしれない。
パソコンがより複雑な方向に向かっているので、その周囲に置くものは、筆者の周りではなぜか単純な仕組みのモノが増えてきている。今回ご紹介する「マイクロドッグ」も、見た目はAIBOの爪くらいの大きさだが、立派に一発芸だけはご披露できる。アイデアグッズの多くもハイテク機構が取り込まれている中、マイクロドッグは前述のUコン模型飛行機のように電池不要の単純なしくみだ。
10cmほどのワイヤーの先にあるプッシュボタンを指先で軽く押せば、ワイヤーの反対側を背中に接続された小さなマイクロドッグが一瞬、顔を上げ、口を開き、後ろ足で立つかのようなポーズをとる。一瞬の一発芸だが、口を開き、垂れ下がった耳が後ろに傾く動作は、多少ぎこちないAIBOの動作をイメージさせる。ロボットではない本当に生きている犬の温もりを知っていると、例えどれだけ精密で優秀でも「ロボット犬」を買う気には全くならないが、マイクロドッグなら、愛犬の焼き餅も引き起こしそうにはないので多少抵抗感は少ないだろう。マイクロドッグでしばしの休息を!
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何もしない状態時のマイクロドッグの姿
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ワイヤーの先のプッシュボタンを押すと即座に「チンチン」スタイル
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品名 |
発売元 |
価格 |
購入場所 |
マイクロドッグ |
タカラ
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350円 |
秋葉原グッドマン |
(ゼロ・ハリ)
2001/03/13 00:00
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