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シチズンのアナザーブランド「VAGARY」のダブルフェイス腕時計
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ユニークなダブルフェイス腕時計。VAGARYの新作
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パッケージも超ファンシーだ
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どうしても欲しいシチズンの腕時計がある。いずれこのコラムでもご紹介できると思うが、シチズンの「The Citizen」がそれだ。購入後10年間保証を約束し、生涯修理対応。一般的な各社のクオーツ腕時計は月差±15秒が普通だが、ザ・シチズンは、年差±5秒を保証、まさに同社のフラグシップモデルと呼ぶにふさわしい腕時計だ。
「The Citizen」に代表されるような質実剛健イメージが強いシチズン社だが、シチズンのイタリア法人が現地でライセンスを受け、欧州市場で販売している腕時計ブランド「VAGARY」は、そうしたイメージをいい意味で裏切るブランドだ。滑らかなイタリアンデザイン、陽気なイタリアンカラーを前面に押し出したVAGARYは、日本国内でも1年半ほど前から販売されている。すでに2回ほどの新作発表があったが、日本国内では10代~20代の若年層がVAGARYブランドの販売ターゲットだ。
本日、ご紹介する売り切れ店多発のVAGARYは、折りたたみ式で2つの文字盤を持つ、ユニークなダブルフェイス腕時計だ。2カ国の時刻を読み取れる基本構造を持ったGMT腕時計は多いし、1つの文字盤に2つの時計が左右に同居している商品もそこそこ見かける。しかし、このVAGARYはもっと単純に、メカ的に全く独立した2つの腕時計を連結して1つの腕時計のように見せかけた珍しいタイプの腕時計だ。
上下に連結された腕時計の下側の部分には、秒針やカレンダー表示窓があるが、上側のパートは、シンプルな2針構造となっている。基本的にローカルタイム(現在地の時刻)を上下いずれかの腕時計にセットし、もう一方の腕時計をホームタイム時間として活用するのが一般的だ。出張先や旅行先の海外で、日付も重要なら、下側のカレンダー窓のある方をローカルタイムに使用すれば良いだろう。
残念ながら、このVAGARYでは、文字盤は24時間表示ではないので、現地の時刻が昼間なのか夜間なのかは自分で判断しなければならない。基本的には、海外出張で日本とビデオミーティングをするなどビジネス実用向けではなく、ホームタイム表示と、もう一方の文字盤には海外の好きな街の時刻をセットしたり、好きなアーティストが住む街の時刻を設定したりなど、ホビー的な使い方が向いているだろう。
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柔らかいカーフのベルトは蛇の型押し。2個の腕時計もフレキシブルに折りたためるので腕への装着はソフトだ
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40年以上前のシチズン腕時計とは全く違うテイストだ
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
VAGARY腕時計 2007年春夏モデル |
23,100円 |
大阪 阿倍野ロフト内「オンタイム」 |
■ URL
VAGARYオフィシャルサイト
http://vagary.jp/
(ゼロ・ハリ)
2007/06/14 10:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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