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40年経っても色あせない高級ボールペン「LAMY 2000」
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高級ボールペンらしく化粧箱に入っている
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どう見ても4色ボールペンには見えないが、4色ボールペンだ。このクリックの下の青い線を見ながらノックすると望みの色が出る
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過去にも何度か書かせていただいたのだが、筆者はとても筆圧が弱い。あまりにシャープペンシルなどでBの芯を使っても、筆圧が強い人が濃く書きすぎてしまったために消しゴムで消しきれない文字と同じような濃さだったりする。
そんな筆者だから、愛用しているボールペンはLAMY swiftだったりするのだが、これだけを使っているとちょっと困った事にもあたってしまった。それは、複写式の物に書く時だ。書き味の良すぎる水性ボールペンだと、宅配便などの宛名に書く時のようなカーボン紙を使った複写式の場合、下の紙までしっかりと写らない。そう、こういう時には水性ボールペンよりも油性ボールペンの方がしっかりと書けるのだ。
というわけで油性ボールペンが欲しくなってしまった。そこで、どうせ油性ボールペンを買うのだったら愛用のswiftと同じLAMYで揃えてしまおう、ということで購入したのがこのLAMY 2000 L401だ。
まずはこのペンの写真をよーく見てみてほしい。実はこれ、全然そうは見えないかもしれないが4色ボールペンなのだ。でも、4色ボールペンになくてはならない4つのボタン(?)が無い。実は、4色全てをこの1ボタンでノックして自在に使い分けることができるペンなのだ。
一体どうやって使い分けるのか。その秘密はペンの上部にある。ここに青、赤、緑のラインが少しだけ見えるが、この色を見ながらボタンをノックすると、その芯が出るようになっているのだ。ちなみに黒はクリップ部分を見ながらノックすると出てくる。この秘密は、ペンを振るとからからという音がすることや、ペンに描かれた色と正反対になるように芯が配置されているところから、何らかの重りを使っていると推測される。というわけで、ペンを横にした状態でノックするとほぼ100発100中だが、ペンを立てた状態でノックすると時々思ったのとはずれた芯が出る場合もある。
そうそう、芯の配置を見ようとしてびっくりした。このペンのデザインの場合、通常は先の銀色部分が外れると思いがちだ。筆者もそう思い、外そうと力を入れたらもっと上の方から外れてびっくりした。
もともとこのLAMY 2000シリーズは、2000年まで使えるデザインを作ろうと、1966年に作られた物だそうだ。その名の通り、40年以上経っても色あせていない、むしろ今でも高級感を感じさせるデザインだと思う。100円や200円のペンとは一味も二味も違うこのLAMY 2000は、父の日のプレゼントにもいいのではないだろうか。
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4色それぞれで書いてみた。書き心地は滑らかで、クレヨンで書いているかのような独特の感覚
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予想外の部分からはずれるようになっている。こういうギミックも楽しいボールペンだ
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商品名・製品名 |
購入価格 |
購入場所 |
LAMY 2000 L401 |
4,980円(週末特価、定価10,500円) |
ヨドバシ.com |
■ URL
LAMY
http://www.lamy.de/en/
(杉村 啓)
2007/06/13 11:03
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