Palm、といえば、すでに女性雑誌にも載ってしまうような単語となった。場合によっては、それは「WorkPad」であり「CLIE」とも呼ばれ、あるいは「Visor」でもある。そして、先進的な魂をもつユーザーには未だにPalm IIIやPalmPilotが愛用されていたりもする。筆者もその1人であり、もう数年前に購入した英語版のPalm IIIを愛用している。
だが、時代は移り変わり、「スケルトンボディがいいなー」などと思いつつも、買い換える絶対の必要性も見つけることができずにいた。そんなとき、とある会合でのビンゴ大会で、今回ご紹介する「Palm III用の交換用ボディ」を入手できた。ゲットした色はライムグリーン。仲間うちではひそかに、というより面と向かって「にせバイザー」と呼ばれている。筆者は、そう言われてもあまり気にならない方で、どちらかというとその「にせ」感が気に入っている。
3年ほど前、このコラムでも活躍されているゼロ・ハリ御大と共にラスベガスのホテルに宿泊した際、御大がうれしそうに「これこれ、これや、ばつぐんやろ?」とバックから取り出したのは同じくPalm IIIの完全に透明なスケルトンモデルであり、Palm社が試作したのをせしめたという。氏ならではの荒技だが、あくまで一般市民たる筆者は、ビンゴ当選によって、スケルトンモデルとした。もともと飽きの来ないデザインであったPalm IIIであるが、ちょっと気分も変わってまた愛着も湧いている。いわば、超大盛りのカレーライスに途中でソースをかけて食べ続けるようなものといえなくもないかも?
品名 |
製造元 |
価格 |
Palm III用 スケルトンケース |
不明
|
ビンゴ大会の景品のため不明 |
(絵本 大)
2001/04/02 00:00
|