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アウトドア・メモに適した文具をチョイスする
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コクヨのレベルブックとトンボのXPA
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趣味のパラグライダーは、やればやるほど知的なスポーツだということに気が付いていく。その日の気象条件や風向き、風速でコンディションを予測するのだが、とにかく日々のデータを蓄積し自分なりの予測を正確にしていく課程が面白い。
そんなこともあって屋外でメモをとるのだが、時折降る雨などで濡れてノートがシワになってしまうなど、これまで不都合も多かった。アウトドア用のメモに適した文具というのがなかなか見つからなかったのだが、「これは!」という組み合わせの文具を見つけたのでご紹介したいと思う。お馴染みの文具メーカーであるコクヨとトンボから出ている「レベルブック」&「XPA」のコンビネーションだ。
まずコクヨのレベルブックだが、これは「測量野帳」という名で知られているノート。“測量”とあるように、測量士が使うほか、電気設備点検・建築現場等で広く愛用されている。通常の耐水紙の主原料は紙に耐水コートしたものが多いが、レベルブックで使われる紙には樹脂合成紙「ユポ」が採用されており、汚れや水にとにかく強いのが特徴。なんと鉛筆を使えば水の中でも文字が書けてしまうほどの耐水性を持っている。表紙もPP(ポリプロピレン)でできており、小雨などに見舞われても中紙が水を吸収せずシワが付きにくい。表紙にもある程度の厚みがあるので、立った状態で書き込みしやすいのも特徴だ。
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アルミ製のXPAは、収納時のサイズは105mmと携行しやすい
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使用時には129mmまで伸張し、同時にペン先がせり出してくる構造。油圧式リフィール採用で、濡れた面や上向き筆記が可能
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そして、レベルブックに組み合わせる筆記具は、Tombow Design Collectionの「XPA」。通常時には105mmの携行しやすいサイズなのだが、使用時にはシュっと129mmの持ちやすいサイズまで伸長する。軸の尾端にはストラップ穴も設けられており、スタイルに合わせてネックストラップやバックなどに取り付けられるようになっている。
また本体は頑丈なアルミニウム製、万一の落下時にペン先を保護するよう、先端はブラス(真鍮)と素材も作りもタフ仕様。加えてガス加圧式の油性リフィールを採用しているので、濡れた紙面や上向き筆記にも対応と、条件を問わず使えるXPAは、アウトドアシーンでの使用を考えたコンパクト&タフなボールペンだ。
耐水、耐塵のレベルブックにヘビーデューティー仕様のXPA。このセットであれば小雨や埃に気を遣うことなく使用でき、ちょっとラフに扱うくらいならば問題なし。登山や釣りなど活用の機会はいくらでも思いつきそうだ。アウトドアを愛する人にはまさに打ってつけといえる組み合わせで、お気に入りの趣味環境を整えてみてはいかがだろうか。
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レベルブックに水しぶきをかけ、その上からXPAで筆記してみたところ
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数分後、綺麗に水を拭き取った。紙にシワができないところが耐水性の良さを物語っている
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商品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
レベルブック(ブライトカラー) |
コクヨ |
358円 |
AssistOn |
商品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
Tombow Design Collection XPA |
トンボ鉛筆 |
2,625円 |
AssistOn |
■ URL
レベルブック
http://www.kokuyo.co.jp/stationery/levelbook/
トンボ鉛筆
http://www.tombow.com/
(古宮 創)
2007/03/01 10:59
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