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人工衛星「スプートニク1号」を彷彿させるメモスタンド
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アンテナの数が1本多いが、真ん中のアンテナを取ると何かに似ている
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横に寝かすと、宇宙開発の歴史では必ず登場するソ連の「スプートニク1号」だ
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MoMA(近代美術館:The Museum of Modern Art)のミュージアムショップには、ステーショナリー・マニアならきっと心を動かされるいろいろな商品が展示販売されている。ニューヨークでもサンフランシスコでも、筆者は必ずミュージアムとミュージアムショップに足を運ぶ。最近は、日本国内ののWebショップでも、MoMAミュージアムショップの商品が販売されるようになり、直接行く機会がなくとも購入可能になったのは朗報だ。
しかし、同時に意外と「楽しいガジェットアイテム」が何らかの理由で輸入販売されていないことも多い。部外者の筆者には、その理由は定かではない。商品によって、「販売価格の割に重量が重い」とか、「日本人好みではない」とバイヤーに判断されるなど、理由はまちまちであろうが、そうした“日本市場向けセレクション”から外れた中にも、魅力的な商品が少なくない。
本日ご紹介するのは、日本のちょっと洒落た文具店などで見かけるメモホルダーの一種だ。MoMAショップで売っている商品だけあって、一風変わっている。この「変わり方」をポジティブに捉えるかネガティブに感じるかは手にする人しだいだ。しかし、もし間違って気に入ってしまったら、ニューヨークかサンフランシスコのMoMAまで出かけるか、旅行や出張で同地に出向く友人に頼むしか方法はないかもしれない。
米ソの宇宙競争が始まった1950年代後半、当時のソビエト社会主義共和国連邦が打ち上げた人工衛星「スプートニク1号」は、自らが宇宙開発では先行していると自信を持っていた米国中に大きな驚きを与えた。光沢のある球体に4本の足が生えたようなインパクトのあるスプートニク1号の姿は、その後しばらくの間、人工衛星を代表するイメージとして多くの日本人にも定着した。
本日ご紹介する「メモ・スタンド」は、足の数こそ1本多いが、スプートニク1号を彷彿とさせるグッドデザインだ。ラジオのアンテナのように長さ調節が可能な5本のアームは、いずれも最大に伸ばすと約30cmの長さになる。アンテナの先には、小さなワニ口クリップが取り付けられており、5本のアームそれぞれの長さに変化を持たせることで、クリップに挟んだイベントの重要度もあわせて管理することが可能なのだ。
ToDOアイテム、電話(しないといけない)メモ、レストランのカード、診察券、鍵、写真など、何を留めるかはユーザー次第で使い道は無限だ。時にはアームの長さを調整して、優先順位を変更することも可能だ。ちなみに、彼女が部屋に遊びに来る可能性のある時は「彼女のためのToDoカード」のアームを最大限伸ばしておくことは、ToDo管理の世界では基本中の基本だ。
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アンテナ先端のクリップにはいろいろ忘れてはならないモノをキープできる
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アンテナの長さでプライオリティも合わせて管理可能な優れモノだ
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製品名 |
価格 |
購入場所 |
メモスタンド |
サンフランシスコ SFMoMA |
約10ドル |
(ゼロ・ハリ)
2007/02/26 11:03
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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