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超ライトウエイトな「LEGO Watch」で腕時計の本質を知る
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これが全部LEGOでできているとは、驚きを禁じ得ない!
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出荷時は写真のようにオーソドックスなカラーリング。さて!?
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ご存じのように、LEGOはデンマークが世界に誇る「思考玩具」の草分けだ。語源は「よく遊べ」だが、遊んでいるうちに自然と知恵が付くと、教育コースに応用したトライアルも世界中で行なわれている。世界中に大量に生息するLEGOファンは、シンプルな初期のブロック組立オモチャから、コンピュータライゼーションされたMINDSTORMSまで、その多くを愛して遊び、学んでいる。
米国の大都市には必ずといって良いほどLEGOの専門店がある。もちろんWebサイトでもLEGOは購入可能だが、リアル店舗に足を運べば、驚くような作品を目の前で見たり、巨大なLEGOによる造形物に実際に触れてみることもできる。
筆者は、たまたま仕事で出かけたフロリダ州オーランドのオフ日に「Downtown Disney」のLEGOショップで、自分のためのお土産を物色したが、LEGOのキットはパッケージが大きいため、結局一番小さくて価格も安価な「LEGO Watch」を購入した。国内Webショップに比べると、値段は半額以下だった。
LEGO Watchの特徴は、LEGOの本質である組立分解自由なことだ。購入したLEGO Watchの場合、時計本体とロックは「黒」ブレスレットは「黄」「赤」「緑」「青」の4色、それに時刻周りのリングは「赤」「青」「黄」の色とデザインの異なるモノが3個付属する。ブレスレットもリングも簡単に指先でプチプチと分解組立可能なので、暇があれば、また気持ちを落ち着かせる必要のある時などに活用できるだろう。
全体をプラスチックで作られたLEGO Watchなら当然といえば当然だが、驚くのはその超が付く軽量さだ。筆者が日頃愛用しているクロノグラフ腕時計が実測152g、対して、LEGO Watchは、なんと21g、7分の1以下の質量は、数字の差以上に腕周りに大きく変化を感じる。
実際、21gはほとんど何も腕に付けていない感覚だ。筆者所有の数本の軽量なSwatchの平均重量が約18gなので、LEGO Watchはたった3gの差で、ユーザーに自由な分解組立の楽しみを与えてくれていることになる。誰でも思いつきそうで、実は思いつかないLEGO Watchの企画者はなかなかグッドなセンスの持ち主だ。
チープな外観は、意外と若者には不似合いで、本当はもっともっとセレブな腕時計を買う余裕のある怪しい親父、小親父向けだろう。ただ毎日毎日、来る日も来る日も、このLEGO Watchだけでは悲しいモノがある。やはりセンスある安い買い物は、いずれは高くつくということだ。
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もちろん、説明書は全く読まなくてもすぐにとっかかれるLEGO Watch
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たった4色のブロックだからこそ、センスがモノを言う。筆者は失格か
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製品名 |
価格 |
購入場所 |
LEGO Watch |
19ドル99セント |
米オーランドDisney World Downtown of Disney LEGO Shop |
(ゼロ・ハリ)
2007/02/23 11:39
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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