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女性の手にも優しい、細軸・多機能ペン「ACME 4FP」
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米国ハワイ州マウイ島に本拠を置くペンファクトリー「ACME」は、日本人デザイナーを含む多くのプロダクトデザイナーとのコラボレーションによって多くのペンを世界中にプロデュースしてきている。すでに筆者も数本以上、ACME社のペンを愛用している。
昨今流行のタッチパネル付きのスマートフォンなどを使っていると、どうしても欲しくなる商品が、スタイラス機能を持つマルチペンだ。有名どころでは、筆者も愛用している独ロットリング社の製品がある。遊びのない、カチカチとメカニカルな感触が気持ちのいい製品だが、少し重くて扱いにくいと感じる女性ユーザーはきっと多いだろう。
タッチパネル付き液晶を搭載したスマートフォンの登場で、女性ユーザー増加のきざしを感じたからか、その理由は定かではないが、これまでほとんどPDAの世界とは縁のなかったACME社が、突然シリーズで10種類近いマルチファンクションペンを発売した。
筆者が購入したのは、「STANLEY」と名付けられた、欧米によくあるイエローのメジャーをベースにしたデザインの4FP(Four Function Pen)だ。前述のロットリング社の同製品に比べると、ドイツ製とマウイ島製の違いは指先に明確に感じるが、ここは趣味の問題だろう。なによりACME社の4FPは、ボールペン、7mmシャープ、オレンジ色のマーカー、スタイラスの4種類の芯が入って、ボールペンの軸の直径がたったの8.77mmだ。従来は太めが売りだったACME社のラインアップに、久しぶりに登場した4FPはなかなかの人気商品のようだ。
なお、Web上のショップでもこの4FPをよく見かけるが、本体の軸の太さが「世界最細7mm」と記載されていることが多い。しかし、これは明らかな間違いなので注意してほしい。0.01mmまで正確に測定できる筆者の電子ノギスが8.77mmだと言っている。
もっとも、8.77mmでも持った感じは明らかに細身であることは間違いない。全体のイメージはハワイ州マウイ島的ではあるが、芯を出して筆記を行なっても、ブランドモノでもよくある「軸のふらつき」や「芯の遊び」は皆無だ。筆者は、気に入っている黄色のメジャーを素材にしたSwatchと似合うSTANLEYを購入したが、外観デザインは豊富なので、選ぶ楽しみもある。
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4FPの直径は実測では8.77mm。大きな誤差の7mmの噂がどこから来たか不思議だ。ごく普通の鉛筆でも7mmを超えるモノが多いので、7mmを実現するのはかなり難しいだろう
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スタイラス芯は赤、白、黄色などがあるがオールマイティは白だろう。ちなみに、写真のNokia E61 は操作にスタイラスが必要ではありません(念のため)
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製品名 |
価格 |
購入場所 |
ACME 4FP STANLEY |
5,250円 |
新幹線・新大阪駅構内の文具店 |
(ゼロ・ハリ)
2007/01/24 11:24
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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