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白い腕時計を探している方に「FHB社のF-508」
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スクエアで全体がホワイトカラーでリーズナブルな価格の腕時計は超レアだ
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筆者は、自称、腕時計の初級コレクターだ。もっとも、「コレクター」などと言うと、何百万もするロレックスや、マニア以外は名前を聞くこともほとんどない腕時計のオートクチュールメーカーの作品をたくさんコレクションしているような人を想像する方が多いかもしれない。コレクターとは言っても、筆者の場合は、高くても2~3万円クラスの腕時計ファンなのだ。
「腕は2本しかないのに……」と言う人が周囲には多くいるが、素晴らしいデザインの腕時計を見てしまうと、つい衝動買いの虫が起こってしまう。同様の趣味の男性は筆者が知る限りでも周囲に数人はいるが、この無駄遣いの衝動買いは、女性には理解しがたいものであることも十分気づいている。実は、今回ご紹介するFHB社の「F-508」も、発売前にWeb上で偶然発見し、発売になったら即刻買おうとWeb衝動買いを誓った商品だった。発売後も残る、Web上の「*今秋発売」というキャッチコピーはなかなかシュールだ。
購入理由は、いろいろあったが、まずは腕時計界では異端な外観デザインが挙げられる。これだけ多くの腕時計が世界中で毎日発売になっていても、その外観デザインはほとんどが丸い形だ。そして外装はシルバーかゴールドか、あるいはシルバーとゴールドのコンビ、または人気のブラックカラーがほとんどである。そんな中、F-506-WHの「スクエアでホワイト」というデザインは、現代腕時計界の常識に対する反逆児のように思えた。
多少大振りな腕時計ゆえ、邪魔なリューズが内側に取り付けられているのも、その反逆精神を加速している。簡易GMT機能を備えたリング装備し、スクエアな表面のホワイトプレートは特殊なネジでホールドされている。ベルト調整は、昨今のファッション時計ではよくある、一度調整してベルトを切り取ってしまうと、二度と元の長さには戻せないモノだ。
動作原理はクオーツ式なので精度は問題なく、安いクオーツ式時計によく見られる、「秒針が秒の刻みマーカーの真上を正しいステップで通過しない」といった調整上の問題もほとんどなかった。フレームの白い腕時計は、最近では高価なブランドのシャネル社などが発売を開始しているが、基本的には生産が少なく、コンビネーションできる同じような白いグッズを探してみたが、筆者の周りにはそれほど多くはなかった。白い腕時計を探している貴方には貴重な一品だ。
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ベルトは切って長さを調整する。短すぎた場合、再調整は効かないので注意が必要だ
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ホワイトは斬新だ。モノクロは色選びの基本の基本であることが理解できる。左から、ぺんてる社のエルゴノミックス・ボールペン、WILLCOM社のデザインケータイ「TT」、FHBクラシック腕時計、超レアなホワイトカラーのブラウン社の電卓
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製品名 |
価格 |
購入場所 |
Felix Huber Basel Classic 「F-508-WH」 |
21,000円 |
Loft |
■ URL
FHB Classic製品情報
http://www.fhb-watch.com/
(ゼロ・ハリ)
2007/01/11 11:10
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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