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怪しく光る! 富山県産「ほたるいかUSBメモリー」
これがウワサのほたるいかUSBメモリー。インターフェイスはUSB2.0、容量は512MB。本体サイズはW41×H75×D71mmで、重量は22gとなっている。対応OSはWindows XP以降、MacOS X以降。パッケージも凝りに凝っており、バーコードはホンモノのJANコード
接点保護用のヘッドキャップをはずすとUSBメモリーに。
※今回使用したディスプレイ用の台などは付属しない。
日本酒がますますおいしい季節がやってきた。酒の肴の一品として欠かせないのがホタルイカ(蛍烏賊)。ホタルイカといえば富山! そんなホタルイカの産地・富山から、運命に導かれるようにして誕生したのが「ほたるいかUSBメモリー」である。写真を見て「まさかまたあの会社が!?」と思われた方はほぼそれで間違いない。
富山大学 芸術文化学部の武山良三教授(コミュニケーションデザイン)の部屋で、某ガジェットキング 竹村譲氏が油を売っていたときのこと。ふと見ると教授のデスクにイカのルアーが。「へ~、こんなものがあるのか!」と持ち前の好奇心を発揮。これが竹村氏とイカの運命的な出会いだったのだ。別の日、やはり油を売っていると目に飛び込んできたのは武山教授の携帯電話。そこでストラップに変化していたイカに心を奪われた竹村氏。「こっ……これは!!」その瞬間、氏の脳内シナプスは「ソリッドアライアンス」というキーワードを各神経および関係者に伝達したとかしないとか。気がつけば富山県の某所に竹村氏、武山教授、釣り師であり、原型師でもあるルアーデザイナーの丸山達平氏、ソリッドアライアンスの社長である河原邦博氏が集結。彼らのコラボレーションにより、「知らない間に作ろうってことになった」(竹村氏)という。
「どこが知らないうちだよ!」というツッコミはさておき、丸山氏の手によりプロトタイプが制作され、試行錯誤の末にUSB2.0インターフェイスをもつ、キュートかつシュールなデザインが完成。驚いたことにそのデザインには宇宙空間を漂う宇宙船の流線型のボディーもイメージされているというのだ。一説によれば「STAR TREK」らしい。確かにうつ伏せにした「ほたるいか」は、遥か7万光年のデルタ宇宙域から地球への帰還を目指して旅した「ヴォイジャー」を彷彿とさせ、メカニカルなフィーリングが感じ取れる。指へのフィット感も上々で、非常につまみやすい仕上がりだ。胴体部(メモリー本体)をパソコンに接続すると、アクセスされるたびに青白く点滅する。その様はまさにホタルイカ! 部屋のライトを落として楽しむといいだろう。
さらに、ほたるいかUSBメモリーでは512MBという容量に加え、HCR(ヘッドキャップ・リプレイスメント)機能も実装。今後発売されるイカUSBシリーズと完全な互換性を持たせている。接点保護キャップとなる「イカの頭部」と、胴体部を引き離し……簡単にいえば、キャップを取り替えて楽しめますよ、という意味だ。実は今回発売となった「ほたるいか」に続き、イカUSBシリーズとして2007年1月には「ミミイカ」、2月に「アオリイカ」も登場する予定なのである。キャップを取り替えることで「新種」も楽しめるというわけだ。
なおUSBメモリーの中にはホタルイカに関するローカル版のWebページや、スクリーンセーバー、壁紙など、ホタルイカを知り、ホタルイカを堪能できるアイテムが収録されている。見ているとお腹が空いてくるものもあるが、お買い求めの際には忘れずにチェックしてみよう。
キュートなデザイン! 横たわるイカもなんだかうれしそう!?
打ち合わせ中に取り出せば話題の中心になることは間違いない
パッケージには黒いメッシュポーチが同梱され、携帯性も考慮されている。このメッシュポーチがホタルイカ漁で使われる「網」をイメージしており、オレンジ色のストッパーは「ブイ」であることも添えておきたい。このままストラップ化したらシュールでかわいいかも
ノートパソコンに接続したところ。薄型なので接続しやすい。複数のポートが隣接している場合はかわいい目玉が若干邪魔になる場合も……
パソコンに接続すると点滅する幻想的な青白い光は、ホタルイカらしさを最も強くアピールする場面でもある
富山が生んだイカ三兄弟。左から「ほたるいか」(発売中)、アオリイカ(2007年2月発売予定)、ミミイカ(2007年1月発売予定)。ミミイカをみて、「おや~? 何かのパクリじゃないの~」と思った方は甘いっ! 本当にこのようなイカが存在するのである。あいにくオリジナル写真を撮影することは不可能なので、興味のある方は検索してみていただきたい
HCR機能(笑)により、ヘッドキャップは交換可能に
製品名
発売元
価格
ほたるいかUSBメモリー(富山県産)
ソリッドアライアンス
5,980円
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URL
ソリッドアライアンス
http://www.solidalliance.com/
富山大学 芸術文化学部
http://www.geibun.jp/
(すずまり)
2006/12/14 11:10
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