|
|
|
家庭の必需品! 1g単位で測定できるコンパクトスケール
|
|
|
|
試しに計測したソリッドアライアンス社のピアスにできるほど軽いというUSBメモリ「i-Disk」は最軽量記録のゼログラムだった(1g以下の測定エラー)
|
モバイルPCが花盛りの1990年代、持ち歩くモノすべての重量が気になって仕方なかった時代があった。パソコンやケータイを毎日のように持ち歩き、活用する「モバイル・ワーキング」のスタイルが、もう20年もの間、日々の生活に溶け込んでしまっている筆者のような環境では、こと重量というモノに関して確実に鈍感になってきてしまっているようだ。
昨今、モバイルPCの軽量化も一段落し、結局のところ何かを削って小さく軽くを実現する――軽いには軽いだけの理由があるという事実をユーザーも十分理解しだしたので、昔のように超軽量ということだけで、世間の話題をさらうことは難しくなってきているようだ。その一方で、モバイルPCで実現していた機能の多くが携帯電話で代用できるようになりつつある。
さて、筆者がいまだにモバイルPCを持ち歩く大きな理由の1つが、顧客に対するプレゼンテーションだ。相手がそこそこの人数ならパソコンの画面だけで、大人数ならLCDプロジェクターを接続して壁面に投影して行なっている。昨今、このモバイルPCの独壇場だったプレゼンテーションの世界に新しい流れが登場してきている。
筆者も活用している、PHSスマートフォンの「W-ZERO3es」と軽量のコンバーター機器を活用したケータイプレゼンテーションがそれだ。この組み合わせの価値を判断するためには、個々の機器の重量を測定して従来のパソコンプレゼンテーションと比較しなくてはならない。このためだけに、誤差1gの秤を購入してしまった。
筆者にとっては、ハードウェアの重量を測定することだけが目的の秤だったのだが、家族はいろいろなことに活用し、今や家庭にはなくてはならない必須の測定グッズになっている。料理やデザートによって異なるのだろうが、大きなガラスのボールを秤に乗せて、何かを加えるごとに計測重量をゼロリセットすれば、追加で15gの砂糖を加えることも、その後、またゼロリセットして、30gのバターを計るといった追加計量作業も容易だ。我が家では、たった1台の精密安価な秤で大きな変化が起きたようだ。
筆者はというと、クレジットカードの重量を計測してみたり、愛用している超小型のUSBメモリを興味本位で計測してみたりして遊んでいる。驚いたのは、筆者が愛用しているピアスにもなる超小型のUSBメモリの測定結果が0グラムだったことだ。筆者の購入したコンパクトスケールが1g以下は計測できないことによるエラーだが、なんと、筆者のUSBメモリは0.5gを切っていることが判明したのだ。
ニュートンが発見した重量という概念だが、細かなモノを計測できる秤があると、好奇心が沸き、新しいアイデアから素晴らしい企画が浮かぶ可能性もありそうだ。
|
|
ごく普通のクレジットカードは4g近辺だとわかった。筆者の周囲でも、軽いと感じるか、意外と重いと感じるかは人それぞれだった
|
愛用していたVAIO U50は、519グラムと、同社のカタログ値の520gを当然クリア、実はストラップを含んで519gなので、カタログ値は、製品のバラツキによる安全マージンを含んで多少重く記載していることが理解できる
|
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
DRETEC(ドリテック) コンパクトスケール(計量2kgまで) |
約2千円 |
プランタン銀座 |
■ URL
DRETECコンパクトスケール製品情報
http://www.dretec.co.jp/scale.html
(ゼロ・ハリ)
2006/12/26 11:06
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|