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大型封筒の口止めに最適!「ドットライナー・ホールド」
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従来のドットライナーを正常進化させたら封筒の口封じになった
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最近はテープのりのついた封筒が多いが、企業や学校名の入った封筒については、現在でもスティックのりやセロテープで留めるのが一般的だ。スティック糊は真新しい内は良いのだが、使い始めてしばらく経過すると、表面は堅く、内側はピザのチーズのように糸を引き、使いにくくなってしまう。
糊で口止めをするのが面倒なときはセロテープで封を閉じるが、これが意外とビューティフルではないことが多い。奇跡的に真っ直ぐ貼れることも希にあるが、多くの場合は歪んだり、空気が入って見苦しくなったり、目測で引きちぎったセロテープが短すぎて継ぎ足したり。さらに最悪なのが、同じく目測を誤ったために異常に長いセロテープを裏側だけではなく、封書の表面側まで折り曲げて貼ってしまった場合だろう。
多くの人に聞いてみても、このように失敗の多い作業だが、「ひらめき」、「はかどり」、「ここちよさ」をキーワードに日夜、画期的な文具を開発しているコクヨ社が、封筒の口止め専用と言っても過言ではない、革新的なテープのり「ドットライナー・ホールド」を発売した。
昨今、テープのりは修正テープと並んで新発売文具のトップ3だと思える商品だが、「ドットライナー・ホールド」は、そのロール型のテープのりを少し応用した商品だ。ごく一般的なテープのりの下側にホチキスの下側半分のようなレバーを取り付け、封筒の折り返すフラップ部分の端を挟んで手前に引くことで、テープにプリセットされたドットのりが見事に封筒のフラップ内側面に付着していく。
「ドットライナー・ホールド」で、従来の糊の糸引きや、セロテープの目測の誤りによって起こるいろいろな不格好とはお別れだ。もちろん、見事な貼り付けの後も、両手には全く糊は付着しない。ドットライナー・ホールドは、もちろん封筒以外にも使用できる。レバーを180度開くことで、従来からあるごく普通のテープのりとして活用でき、小さな紙なら、本体とレバーの間に挟んで、ハンドミシンのように用紙の片面にドットのりを付けながら用紙送りをするといった器用なことも可能だ。
たった1粒のご飯粒の活用から始まった近世の糊の歴史は、多くの発明やその応用によって便利に効率的になってきた。筆者が子供だった頃は、数種類しかない糊をいろいろなモノに使った時代だったが、今や糊と名前のつくモノだけでも膨大な種類が存在する。マテリアル素材とそのベンディングマシンの組み合わせで、糊はまだまだ成長するホームテクノロジーなのだろう。今後が楽しみだ。
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下3分の1のレバーがハードウェア的特長だ。挟んで、引くだけだ
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対象となる封筒を固定できるドットライナー・ホールドは、大型封筒の口止めでとくに便利
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商品名 |
購入価格 |
発売元 |
ドットライナー・ホールド |
525円 |
コクヨS&T |
■ URL
「ドットライナー・ホールド」製品情報
http://www.kokuyo.co.jp/stationery/dotliner/series/hold/index.html
(ゼロ・ハリ)
2006/12/12 11:08
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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