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音質に効き目あり? BOSEのWave Music System専用ガラステーブル
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2kg近い重量とクリアで豪華なデザインはBOSE WMSの台座としてピッタリだ
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インシュレーション効果よりも、ライブなBACKSTAGE感覚が増し、筆者好みの音に
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もうかなり昔に、BOSE社の製品にハマってから、AW-1、AW-1D、AWMと買い換え、VIAの手前で止まって、現在は、2代目のWave Music System(WMS)を自宅の机の上で愛用している。自宅で仕事をするときやメールを打っている時も、ヘビーロックやブルースを、エレキベースやバスドラムの空気感が感じられる程度の比較的小音量でプレイバックしていることが多い。
大型のスタジオモニタースピーカーを使っていた昔と違って、ステレオスピーカー一体型のCDラジカセを使っている現在は、インシュレーターの類は無駄だと思って何もしていなかった。しかし最近、オーディオアクセサリーを販売しているショップで試しに小型スピーカー用のゴムと金属製のインシュレーターを4個購入し、WMSの底面とデスクとの間に設置したところ、かなり低域の雰囲気が変わったので、今までの考えを変えてまじめにインシュレーターに取り組もうと考えた次第だ。
そもそも「インシュレーター」とはオーディオのみに特化した言葉ではなく、「インシュレーション」(隔離・絶縁・断熱)とあるように、他のモノの影響を受けないように隔絶することを指すようだ。オーディオの場合、その対象がスピーカーであっても、アンプであっても、CDプレーヤーであっても、同類の他オーディオ装置の影響を最小限にした方が、その機器単体での特性や性能を正しく把握、理解するためにも好ましいのは事実だろう。
ほとんどのオーディオ装置の場合、その音のエネルギーによる振動が大きな要素だ。これは自動車や電車も同じで、地面からの震動を柔らかく吸収するショックアブソーバーが同じような機能を実現している。振動をメカニカルな機構で吸収するテクノロジーも進んではいるが、オーディオのような微細な振動エネルギーを吸収できるテクノロジーベースのメカはまだ出現していない。オーディオの場合、その多くをメカではなく素材の特性を利用して振動の隔絶を実現したり、影響を極小化するのが目的だ。
インシュレーターとしてのガラスを考えた場合、ゴムなどの軟性素材と違って、WMSの振動エネルギーを吸収することなく、堅さと重さでそのほとんどのエネルギーを跳ね返して影響を受けなくするのが実際の目的だろう。実際のところ、純正のガラステーブルを敷いてから、明らかに音質に変化はあったが、インシュレーション効果ではなく、よりライブな筆者好みの音感覚に変化した。インシュレーション効果を期待して購入することはお勧めできないが、重くて豪華な雰囲気はBOSE WMSにはピッタリだ。
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
Wave Music System専用ガラステーブル |
7,350円 |
BOSE SHOP六本木ヒルズ店 |
■ URL
Wave Music System専用ガラステーブル 製品情報
http://www.bose-export.com/products/personal/wms/option.html
(ゼロ・ハリ)
2006/11/27 11:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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