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机上で迷子にならない秀作直線定規「アーチルーラー」
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機能が明確にわかる秀作の専用パッケージで提供されるアーチルーラー
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読者の皆さんも、少なくとも1本は、定規を持っているだろう。そもそも感覚的には一般に販売されている90%以上の定規は、直線を綺麗に引く為に考えられたモノであり、モノや図面の長さを計るモノは、厳密には「物差し」と呼ばなければならない。昨今は、この両方の機能を1つの製品で実現する複合機能モノも単に「定規」と呼ぶことが多くなってきているようだ。また最近では、自然帰りのイメージを増幅するために、昔のように「竹」や「木」の定規が販売され始めたりしているが、まだまだ定規は透明のアクリル製に目盛りの刻まれたモノが圧倒的に多い。
そんな「透明アクリル定規」の特性から引き起こされるいくつかの操作上の不都合を、一挙に解決してくれる発想転換の定規「アーチルーラー」が発売されている。名前から想像されるように、本体がアーチ状に湾曲した定規だ。本来、直線を綺麗に引くことが使命の定規だが、曲がっていて使い物になるのだろうか? 販売されている効果の理解できる専用パッケージを見れば、あっと言う間にその疑問は払拭される。
平坦でクリアなアクリル製定規の第一の問題点は、透明で見かけが綺麗であると同時に、光の具合によっては人間の眼にもトランスルーセントになってしまい、どこにあるか見失ってしまうことだ。そして、限りなく平坦に作られているがゆえに、例えば薄い紙などの下敷きになっていてもその存在に気づきにくいことだ。何より、精度の高い直線定規ほど、ごく普通に置いても机の表面にぴったり張り付いて摘み上げにくい。定規を取り上げるときに、定規を机の端まで滑らせていき、取り上げることもごく普通の操作として定着している感がある。
アーチルーラーは、普通に机上に置いた状態で、定規の中央部分が一番机上から高くなるように少し湾曲している。大袈裟に表現すれば、ちょうど側面から見た「太鼓橋」のような形状だ。
そのため、机の上に普通に置いてあっても、指先で取り上げやすい。線を引くときは中央の丸く浅いくぼみを軽く押さえるだけで、ごく普通の定規のように形状変化する。また、多少の慣れと指先のテクニックを必要とするが、やや軽く押さえて定規を紙面からほんの少し浮かせた状態にすることで、万年筆などで直線を引くような場合でも、定規の下にインクが染みこむことを防げる優れモノなのだ。
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ごく普通の15cm定規だが、中央が湾曲しておりさまざまな効果を提供する
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中央のポイントを指先で軽く押さえるだけでごく普通の定規に変身する
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
アーチルーラー |
525円 |
銀座 伊東屋 |
■ URL
アッシュコンセプト
http://www.plus-d.com/arch_ruler/index.html
(ゼロ・ハリ)
2006/11/21 11:03
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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